症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2022/08/02 (火)

コロナ後遺症のご相談(空咳、口渇など)

20代女性のお客様
新型コロナウイルスに感染し、微熱・咳・痰・鼻水と強い喉痛がありましたが、幸い軽症でした。
しかしその後、元々あった後鼻漏の症状とともに、空咳が2週間ほど続いていました。

病院からは気管支炎の薬が処方されていましたが、一向によくならない状況。また普段はなかった寝汗や手足のほてり、口の渇きが出ていたこともあり、ご不安が大きいようでした。
漢方によるアプローチ
コロナ感染後の不調、後遺症に対する治療法はまだ確立していないので、一概にこのやり方がよいということはありません。
しかし漢方の場合は、今ある症状がどのようなバランスの崩れによって起こっているのかを見極めて、本来のお体のバランスに戻すお手伝いをおこないます。それにより原因不明の病気に対しても、漢方薬を応用することで様々な症状の改善につながるケースが多数存在します。


このお客様の場合は、長期の発熱による「体液(陰液)」と「エネルギー(気)」の消耗が原因で気管支の乾燥と炎症が起こっているととらえて、8日分の煎じ薬をお出ししました。

その後、空咳と手足のほてり、寝汗と口の渇きはすっかりなくなりお客様も安堵の表情。私もほっと胸を撫でおろしました。
現在はコツコツ後鼻漏の根本改善に励んでいます。


ご相談事例(変化する症状)
ご相談事例(痛み、だるさなど)
ご相談事例(味覚・嗅覚障害)
<『新型コロナ感染後遺症の相談』冒頭へ戻る