症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/11/14 (火)

漢方ダイエットで目指す未来

ダイエットは究極の体質改善!
『ダイエット(diet)』とは本来、『食事療法』という意味。ギリシャ語の『diaita(ディアイタ)』を語源とし、『生活習慣』『生き方』といった意味もあります。

つまり『ダイエット』とは、痩せるために・病気を治すために無理のある食事制限をするものではなく、『「自分らしく生きる」ことにつながる食事習慣』と考えることもできます。


また、『ひとは食べものの「お化け」』と言われているように、私たちは日々食べているものによって作られています。
肉体的な面ではもちろんですが、腸内環境を通じて精神的な面でも影響を及ぼすことが報告されています。


「肉(にく)ばかり食べると、にくらしくなる」
「野菜(やさい)ばかり食べると、やさしくなる」
「お菓子(おかし)ばかり食べると、おかしくなる」

というのは弊社社長 河端の教え。
クスっと笑えるダジャレになっていますが、的を射ており、食事の乱れは心身に多大な影響を及ぼすことが表現されています。

食事を変えるだけで身体が軽くなり、睡眠の質が良くなることも。
ダイエットを通して、日々の食事から運動、睡眠などの生活習慣を見直す機会になり、気分も前向きに。

本来のダイエットで叶う未来は「痩せる」ことだけではなく、「内側から心身が整う」ことに繋がるのです。
漢方ダイエットで改善しやすい不調
食習慣を整えること、そして漢方薬を飲むことで、グッと改善しやすいお悩みの一部を列挙してみました。

□ 肥満症
□ 高血圧
□ 糖尿病
□ 高脂血症
□ 脂肪肝
□ 腰痛
□ 関節痛
□ 睡眠時無呼吸症候群
□ 便秘、下痢
□ ニキビ、肌荒れ
□ むくみ
□ 多汗症
□ アレルギー症状(鼻炎、蓄膿症、皮膚の痒みなど)
□ 精神不安、気分の落ち込み
□ やる気が出ない
など


体重と身長から換算されるBMIや体脂肪率など、ダイエットで指標となる数値はいくつかあります。

BMIについていえば、がんを除く疾患の検査項目に引っかかりにくいため理想とされる値(BMI 22)や、死亡率が低いとされる値(BMI 23~24.9)など。


ただし、これらはあくまでも目安。個々人の年齢や体格、体質などによって、健康を維持できる数字というのは異なります。
体重、体脂肪率、BMIの数値が低ければよい、というわけではありません。
そして、とにかく痩せればいい、というわけでもありません。


漢方ダイエットでは、単に数字を追うのではなく、心身の状態を全体的にみて、バランスが整い調子の良い状態を維持できることを目指します。

毎日お身体に合う漢方薬を飲み、心身が喜ぶ食事を摂ることで、「痩せる」ということ以上に、「美しく健康になる」ことが叶うのです。
 
▼ ダイエットにおける漢方薬の魅力
単なる食事療法によるダイエットではなく、漢方薬を使う良さとは何か?もう少し掘り下げてみます。
漢方薬の魅力を知ると、これから取り組まれる方も、現在取り組んでいる方も、より自信を持って、そして未来を楽しみに、今日をがんばることができると思いますよ♪
 
 
▼ 漢方ダイエット よくあるご質問
漢方ダイエットについて、よくあるご質問もまとめてみました。
始めようか悩まれている方、始めてみたけれど不安になられている方、現在の経過や今後について悩まれている方など、気になる項目をご覧いただければと思います。
 
 
また、この他に気になる疑問・質問がございましたら、担当相談員までご相談いただくか、こちらのご質問フォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ。
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