症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2024/01/16 (火)

【食事のキホンのキ】

 
食は血となり肉となる
人間は食べもののおばけ
食べることは生きること
「食」という字は「人を良くする」と書く
等など

私たちの身体が、日々口にするものでできていることを、様々な言い方で表現されています。


また、日本生活習慣病予防協会では、
「一無(いちむ)・二少(にしょう)・三多(さんた)」という健康習慣が提言されており、
江戸時代の本草学者 貝原益軒も養生訓で、「少食・少飲・多動」を勧めています。
(※一無=無煙(禁煙)、二少=少食・少酒、三多=多動・多休・多接)


品物を山ほど食べると、“癌”という字に。

飽食の時代、がんをはじめ、高血圧、糖尿病、高脂血症、アレルギー疾患、アルツハイマー型認知症、うつ病など、昔はなかった、あるいは貴族のような恵まれた人々にしか見られなかった病が増え、一生薬を飲み続けるのが当たり前のような世の中になっています。



本来、食事はいのちを育むものであり、喜ばしい恵み。

自分の身体が、心が、本当に喜ぶ食事とは何か。
皆さまと一緒に考えていきたいと思います。
 
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