症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/04/10 (月)

【肌を元気にする春の過ごし方】

*肥甘厚味は極力避ける
「肥:脂っこいもの」
「甘:甘いもの」
「厚:味の濃いもの」
これらの飲食は、肌の栄養源である血液をドロドロにし、体内に余分な湿気を生み出します。溜まってくると熱を生み、炎症の元に。
加工食品も添加物を多く含むため、血液を汚してしまいます。

毎日習慣的に摂っている方は、まず2週間ぐっ!と我慢してみてください。
どうしてもストレスになりそうな場合は、週1回のご褒美に。

身体は食べ物のお化けなので、きっと良い変化が見られますよ。
 
*老廃物はしっかり排泄
私たちが老廃物を排泄する方法には、排尿、排便、発汗、呼吸などがあります。

とくにお通じが良くない場合は、肌の調子も崩しがち。
中医学的にも肺と大腸は繋がっているので、腸内環境を整えることは肌を元気にするのに効果的です。

旬の野菜や海藻をたっぷり入れたお味噌汁など、発酵食品や食物繊維を温かいお食事で摂ることで、お腹の中から元気に!悠楽然 酵素は手軽に腸活したい方におすすめです。

運動をする、湯船に浸かるなど、身体を温めて適度に発汗させることも大切。きちんと汗腺を働かせることは、肌を強くすることにも繋がります。
 
*肌を養う食事
  • 肌の栄養源「血」を養う
    黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、白キクラゲ、ほうれん草、いちご、ナツメ、松の実、クコの実 など。 こまめにたんぱく(詳細はこちら)、悠楽然 美容ドリンク(詳細はこちら)もオススメ!
  • 体内の炎症を鎮める
    ハトムギ、セロリ、春菊、菜の花、いちご、菊花、金針菜、緑茶 など
  • 体内の毒素を出しやすくする
    ハトムギ、小豆、豆腐、セロリ、菜の花、ドクダミ など
*動いて気血の巡りを改善
身体の上部、頭部や顔、首などに特に赤みやかゆみが出やすい方は、上半身に熱が溜まりやすい状態。
デスクワークや運動不足の方、せっかちでイライラしやすい方がなりやすい体質です。

これは、お風呂をかき混ぜるのと同じ原理で解消を。自分で身体を動かすことで、体内の循環を良くしてあげましょう。
息を止めたら効果半減…、深呼吸で効果倍増です♪
 
*外出時は紫外線対策を
すでに紫外線量がぐんと増えている4月中旬。
日焼け止めクリームを塗る、日傘をさす、帽子をかぶる、サングラスをかけるなど、十分な紫外線対策を。

漢方みず堂では肌に優しい日焼け止めクリームの取り扱いもございますので、お気軽にお声掛けくださいませ。
 
*洗顔後はたっぷり保湿
春は「風邪(ふうじゃ)」の影響を受けやすく、肌のバリア機能が弱まり乾燥しやすい状態。
汚れを洗い流した後は、十分な保湿を行いましょう。頭皮や腕、足など、紫外線が当たる所も忘れずに。

敏感肌の方でも安心して使える洗顔料や化粧水、保湿クリームなど、店頭でお取り扱いがございます。
全身の保湿には漢美潤、頭皮の保湿にはうるふわりもおすすめです。
 
*早めの就寝が一番の栄養
23時~1時は、自律神経のスイッチを切り替える時間。
1時~3時は、肌の栄養源「血」を綺麗にデトックスする時間。

これらの時間帯にぐっすり眠れると、肌の炎症やかゆみ、イライラ感が緩和しやすく、回復が早まります。
睡眠前のテレビやスマホ、深刻な考え事を手放すことで、さらに効果UPです♪