症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2021/10/20 (水)

A:ストレスや自律神経の乱れが原因の頭痛

現代社会において、最も多いタイプの頭痛ではないかと思います。
この場合、「気」が滞っているのが主な原因です。
「気」というのは目に見えないものですが、体全体のエネルギーのことで、漢方ではとても大切に考えます。
この「気」の流れを調節しているのが、「肝・心・脾・肺・腎」という五臓の中の「肝」にあたります。
漢方理論の中で、「気・血・津液」は体の構成成分のこと、「肝・心・脾・肺・腎」は体の機能を現し、この2つは漢方を理解する上でとても重要です。

「肝」は全身に気を巡らせる助けをしていますが、過度の緊張やストレスで肝は弱ります。
ホルモンバランスなども肝が整えていますので、ストレスで生理が乱れたり、生理周期に合せて頭痛がするのも「肝」の乱れが原因です。
どんな頭痛?
●生理前の頭痛
●ガンガンする頭痛
●偏頭痛
その他のよくある症状
□目の充血
□キーンと高い耳鳴り
□血圧上昇
□頭のふらつき
□めまい
□のぼせ
代表的な漢方薬
竜胆瀉肝湯、大柴胡湯、加味逍遙散、釣藤散、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、抑肝散加芍薬黄連など