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10月の旬の食材(2016)

カテゴリー:食養生
10月の食養生
秋は収穫の季節。採れたての新鮮な食材には、大地のエネルギーがたくさん詰まっています。お米や雑穀、豆類、根菜、芋類、きのこ類などをしっかり食べて体のエネルギーを補っていきましょう。何を食べても美味しい季節でもあるので食べすぎにはご用心。

しいたけ:平性

低カロリーでミネラルや食物繊維、ビタミンDが豊富です。高血圧や高脂血症の方にお勧めです。気虚に良いとされ、エネルギーを補い弱った体を補強してくれます。胃腸の消化能力が落ちているときにもお勧めの食材です。


チンゲン菜:涼性

血の巡りを良くし、余分な熱を冷ましてくれるのでイライラや気の落ち込みにも働き、心を落ち着かせてくれます。また、二日酔いのむかつき、胸焼け、便秘なども症状改善にも用いられます。


栗:温性

栄養の吸収を助け、胃腸の調子も整えてくれます。また、渋皮に含まれるタンニンは、強い抗酸化作用や脳の働きの活性化でも知られており、体力に自信がなく、腰や脚がだるい方、食欲不振で元気がない方にもお勧めです。


人参:平性

体をほどよく温める作用や腸内環境を整える力があります。また、β-カロチンを多く含み、がん予防や老化予防効果も期待されています。血を補い、目と関係が深い肝の働きを高めるので、視力低下や貧血にも良いとされております。


鮭:温性

温性の鮭は胃腸を温めて、消化機能を増進するので、胃弱や疲れに効果的です。また、水の巡りもよくするので、むくみが気になる方にもおすすめです。風邪をひきやすくて、冷え性のある方に。


※体を温める性質のものを「温性」、どちらでもないものを「平性」、体をやや冷やす性質のものを「涼性」、と表記しています。


 


この記事は漢方みず堂暦2016年10月号に掲載されたものです。
漢方みず堂暦は毎月1日に発行し、漢方みず堂各店舗にて無料で配布しております。
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