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「漢方で健康!」~神経痛(リウマチ・腰痛)~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「神経痛(リウマチ・腰痛)」2016/6/8放送分

牟田さん)おはようございます。梅雨に入り蒸し暑い日が増えてきました。昼は蒸し暑く、でも夜になると少しヒヤッとする日が続いています。お子様やお年寄りは特に体調管理に注意しましょうね!早速ですが、今日のテーマを教えてください。


千代樵)はい、今日のテーマは「神経痛」です。梅雨の時期に、症状が出やすい、リウマチや腰痛のことも含めてお話ししたいと思います。


阿部さん)神経痛やリウマチって高齢の方に多そうですね・・・


千代樵)そうですね、そう思われがちですが、実はリウマチは働き盛りの若い年代にも多く発症します。でも、神経痛は中高年の方に多いようですね。どちらの症状も、慢性化しやすいという点では、漢方での体質改善がおすすめです。


牟田さん)そうなんですね。漢方でこれらの病気はどのように考えられているのですか?


千代樵)西洋医学では、神経痛は「神経の痛み」、リウマチは「骨や関節の痛み」ということで分けて考えるのですが、漢方ではどちらも「痛みが主な症状」であることから別ものとは考えません。


阿部さん)基本的には「同じ」ということですか?


千代樵)そうですね、漢方には「不通則痛」という言葉があり、これは「通じざれば、すなわち痛む」という意味になります。つまりどちらも、体の「気・血・水」の流れが滞っているから痛みの症状が現れていると考えられるのです。


牟田さん)なるほど、では先ほど「梅雨の時期は、リウマチや腰痛の症状が出やすい」とおっしゃいましたがその理由は??


千代樵)梅雨など湿気が多い時期は体内の水分が滞りやすく、また、クーラーなどの冷房によって、体が冷えると血行も悪くなってしまうからです。


牟田さん)それで「気・血・水」のバランスが乱れて、痛みが現れるわけですね。そういえば「ぎっくり腰」もこの時期が一番注意しなければならないと聞いたことがありますが、いかがですか?


千代樵)この時期は職場や車の中で「腰」に直接冷気が吹き付けることもあります。ですから、ひざ掛けを用意するなど腰が冷えないように工夫が必要ですね。


阿部さん)暑いとついつい冷房を強くしてしまうのですが・・・やっぱり「冷え」って体によくないんですね~。


千代樵)そうですね。体を冷やさない工夫をしながら、漢方で体質の改善をされると良いと思います。この場合の腰痛ですと、身体を温めながら痛みを改善する「八味地黄丸」などの漢方がよろしいかと思います。


牟田さん)神経痛やリウマチの場合はいかがですか?


千代樵)症状の具合やその方の体質によっても使い分けるのですが、梅雨時期に悪化する痛みには「防已黄耆湯」や「薏苡仁湯」などがお勧めです。症状によっては漢方を組み合わせて処方することもあります。


阿部さん)いろいろあるようですので、やはり専門の方に相談して、痛みを改善していくことが大切ですね。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・阿部さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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