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「漢方で健康!」~頭痛~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「頭痛」2016/5/4放送分

牟田さん)おはようございます。ゴールデンウィークみなさまいかがお過ごしでしょうか?せっかくの連休ですから、普段は行けない場所や会えない人にあう機会にしたいですね!早速ですが、今日のテーマを教えてください。


千代樵)はい、今日は「頭痛」についてお話ししたいと思います。日本では4人に1人が頭痛持ちといわれています。またこれから梅雨の時期にかけて不安定な天気が増えてくると頭痛を訴える方が増えてきますのでこのテーマにしました。


阿部さん)「頭痛」で悩む方は多いですよね。症状が重くなると吐き気をもよおすこともあると言いますし・・・それにしても、どうして天候が頭痛の引き金になるのでしょうか?


千代樵)頭痛にはいくつかタイプがありますが、中でも天候の影響を受けるのは「片頭痛」です。理由は低気圧によって脳の血管が膨張して、周りの神経を刺激してしまうからだと言われています。      


牟田さん)梅雨の間は低気圧が続きますから、頭痛もちの方はその間、ずっと辛いですよね・・・。


阿部さん)痛み止めで一時的な改善はできると思いますが、一年を通して慢性的に頭痛に悩む方も多いと聞きますので、根本から改善する方法があればぜひ知りたいです!


千代樵)1年を通して頭痛に悩むのは辛いですよね。頭痛を根本からの改善を目指すなら「漢方」がお勧めです。漢方を服用しながら、生活習慣を一緒に見直していくことで、頭痛が起こりにくい体に導きます。


牟田さん)漢方にはたくさんの種類があると思いますが、処方の際はどのような基準で選んでいらっしゃるんですか?


千代樵)はい、カウンセリングをもとに体質や頭痛の特徴から選びます。頭痛の特徴で例えば「片頭痛」の場合は、体の中の「気のエネルギー」が正しく巡っていない状態であるという風にとらえますので、その「気」の流れを整えるような漢方を選びます。「逍遥散」などがそれにあたり、全身の冷え、特に胃腸や背中の冷えが加わると「呉茱萸湯」を選んでいきます。


牟田さん)なるほど。


千代樵)また漢方では、梅雨の時期の湿気によるトラブルを「湿邪」と呼びます。湿邪とは、「余分な水分」によるさまざまな症状のことをあらわし、その余分な水分を身体に溜め込みやすい体質の方も頭痛を引き起こしやすいと言われますので、その場合は水分を外に出すような漢方である「五苓散」などを選ぶことがありあます。 


阿部さん)そうなんですね。ちなみにカウンセリングでは漢方の服用以外にもいろいろとアドバイスを頂けるそうですが、この時期、頭痛を予防するために心がけるべきことがあれば教えてください。


千代樵)ひとつは体を冷やさないことです!だんだん暑くなり、湿気も気になるこの時期はクーラーの使用が増えてきますが、温度を下げすぎないように注意して、オフィスなどでは肩や首が冷えないように羽織物を用意しておくとよいですね。あとは、規則正しい生活と適度な運動も心がけてみられると良いと思います。


阿部さん)わかりました。ありがとうございます。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・阿部さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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