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「みず堂のなるほど漢方塾」~耳鳴り~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「耳鳴り」2016/4/10放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)先週は、春は徘徊などの周辺症状が増える時期だということで、漢方で内側からのストレスケアができるというのは、介護する方にとっても朗報でしたね。


河端)心構えがあるだけで、介護する方の余裕も出てきますよね。お困りの方は少ない量からもご用意できますので、ぜひ一度ご相談ください。


中嶋さん)今日のテーマ、耳鳴りは長年のお悩みという方も多いようですね。


河端)耳鳴りや難聴はこれといった薬もないので、最終的に漢方を頼っていらっしゃる方が多いですね。


福田)耳鳴りが気になって眠れなかったりもしますし、やはり聞こえなくなるんじゃないかという不安は非常に大きいものだと思います。


中嶋さん)そうですよね。漢方ではどのように改善していくんですか?


福田)やはり人それぞれに原因が違って、大きく3つのパターンがあります。キーンと高い音がする耳鳴りはストレスがかかると起こります。これからの季節は気温の変化や進学や異動など環境の変化でストレスがかかりやすいですね。


河端)この場合は、高ぶった神経を落ち着かせ、気の巡りを良くする、抑肝散加陳皮半夏や加味逍遥散などを使います。比較的早く改善するタイプの耳鳴りです。めまいや頭痛を伴う場合が多く、更年期の耳鳴りもこのパターンです。


中嶋さん)なるほど、ストレスでめまいや耳鳴りという時には気の巡りを良くする漢方薬ということですね。ストレスは本当に色々影響するんですね。根本的なストレスの問題を解消できるのも漢方の魅力ですね。


河端)その通りですね。そして耳と言うのは漢方では人間の生命エネルギーが宿る腎に深い関わりがあると考えられています。


福田)夜間耳鳴りが強く、ジーと低い音、セミの鳴くような音がする耳鳴りや歳と共に耳が聞こえにくくなってきたという難聴は腎という部分の衰えが原因です。


中嶋さん)腎というと何度も出てきていますが、老化現象は全て腎の衰えということでしたよね。


河端)その通りです。年のせいだから治らないと言われることも多いようです。しかし、漢方薬を飲むことで腎の力を助ける事が出来るんですね。この腎が衰弱しての耳鳴りや難聴はじっくり時間をかけて改善していくことが大切ですね。


中嶋さん)なるほど、耳鳴りもストレスが関わるものや老化が関わるもの、音も高い音低い音、色々なんですね。


福田)他にも耳の詰まりがあるメニエール病という病気での耳鳴りや突発性難聴という病気での耳鳴りがあります。メニエールというとめまいが主な症状ですが、それに伴って頭痛や耳の異常も多くみられます。


河端)突発性難聴の場合は、耳鳴りと言うよりも、耳の詰まった感じで聞こえは改善したものの、耳鳴りだけが残っているという方が多くご来店されています。良くなったり悪くなったり繰り返しやすい病気ですので、ぜひ根本的な体質改善をおすすめします。


中嶋さん)繰り返す病気は体質改善するといいですね。


福田)その通りです。漢方は症状体質に合わせて飲むことが大切です。体質が分かれば代理の方でもご相談承りますので、お気軽にご相談ください。


 


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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