漢方よもやま話

8月の旬の食材(2015)

カテゴリー:食養生
8月の食養生
一年で最も暑いこの時期は、体だけでなく精神面にも熱がこもりやすい時です。体にこもった熱をさまし、暑さで消耗しがちな体力を補う働きのある食材がおすすめです。
8月の旬の食材と薬膳解説

おくら:涼性


ネバネバの成分であるムチンには胃粘膜保護作用があります。また、食物繊維含有量が、ごぼうやかぼちゃ以上で便をやわらかくする効果もあります。便秘にお悩みならぜひ食事に取り入れたい野菜のひとつです。


ズッキーニ:寒性


見た目はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの一種で、カリウムを多く含んでいる野菜です。カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に良いとされています。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。


なす:涼性


成分の大部分94%は水分であり、それゆえ体を冷やす作用があります。紫の色素はアントシアニンと呼ばれる成分で、活性酸素の発生を抑える抗酸化物質であり、体内で過剰になった活性酸素を除去し老化や病気を予防します。


モロヘイヤ:涼性


ビタミンEの含有量は野菜の中ではナンバー1。血液をサラサラにします。カルシウムの含有量も野菜の中ではトップクラスで、骨にカルシウムを沈着させる働きがあるビタミンKも含まれているので効率よく摂取することが可能です


鮎:平性


小骨は他の魚に比べて大きくないので骨ごと食べられることもあり、カルシウムの重要な供給源となります。また、内臓には骨、歯、神経組織の発育を促すビタミンAが豊富に含まれています。


※体をやや冷ます性質のものを「涼性」、体を冷ます性質のものを「寒性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2015年8月号に掲載されたものです。
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