漢方よもやま話

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「漢方で健康!」~アレルギー~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「アレルギー」2015/2/18放送分

牟田さん) おはようございます。暦の上では「春」を迎えましたが、まだまだ寒いですね。ところで、春野菜の一種であるブロッコリーは今が旬だそうです。抗酸化作用のあるビタミンCや粘膜を保護するビタミンAが豊富に含まれていて、この時期の風邪予防にもお勧めの食材なんだそうです。ぜひ、召し上がってみてはいががでしょうか。


諸岡さん) 早速ですが、本日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい。今日のテーマは「アレルギー」です。漢方のカウンセリングをしていると、アレルギーでお悩みの方がたくさんいらっしゃることが分かります。また、その症状も様々です。


牟田さん)例えばどんなお悩みが多いのでしょうか?


千代樵)季節によって変わりますがこれから6月の末までは「花粉症」に関する相談が多くなりますね。


諸岡さん)花粉症は「春」に出るというイメージがあったのですが、6月までとなると期間が長いですね。


千代樵)そうですね。2月3月はスギ花粉、4月5月はヒノキの花粉、5月6月はイネの花粉というように原因となる花粉が変わるので長い方は梅雨の前ぐらいまで花粉症の症状が続くようです。


牟田さん)花粉症の症状を緩和してくれる漢方はこれまでにも教えて頂きましたよね?


千代樵)いくつかお話ししたと思います。くしゃみや鼻水といった症状に対してよく使用するのは「小青竜湯」や「苓甘姜味辛夏仁湯」という漢方薬です。また、激しい目の痒みをともなう場合にもこれはいいですね。 


諸岡さん)アレルギーに関して、他にはどのような相談が多いのでしょうか?


千代樵)そうですね、たとえば暖かくなるとアトピー性皮膚炎やじんましんなどアレルギー性皮膚疾患で悩む方が増えてきますね。


諸岡さん)夏は汗もかきますから、皮膚の疾患は悪化しやすいかもしれませんね。


千代樵)そうですね、ただ、皮膚に関するアレルギーの症状に対しては、よく使う漢方は一概に言えませんので、カウンセリングをしっかりとして、その方に合うものをお勧めします。


牟田さん)冬に多いアレルギー症状というものもあるんでしょうか?


千代樵)そうですね、寒くなると気管支喘息など呼吸器疾患で相談に来られる方が多いです。症状は「咳が続く」というものです。


牟田さん)そのような場合にはどのような漢方が使用されるんでしょうか? 


千代樵)そうですね「咳が出る」という症状を緩和するものとして、「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」をお勧めすることがあります。これは花粉症の時にも紹介しましたが、これは体を温め発汗など水分代謝機能を高めることによって余分な水分を取り除き、咳を改善していく漢方です。


諸岡さん)一つの漢方で様々な症状の改善に効果が期待できるんですね! 


千代樵)漢方には「異病同治」「同病異治」という言葉があります。前者は異なる病気でも同じ薬で治りますよ。という意味で、後者は同じ病気でも人によって違う薬を使って治しますよ。という意味です。これがちゃんと分かることが大切なんですね。


諸岡さん)やはり西洋学のお薬とはまったく違うわけですね。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・諸岡彩さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
実は200回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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