漢方よもやま話

10月の旬の食材

カテゴリー:食養生
10月の食養生
実りの秋を迎え、この時期は夏に消耗したものを補う事が大切です。甘味と酸味を併せて摂ると血と水を補って、身体を潤すとされています。酢の物やはちみつ入りのゆず湯など、組み合わせてもいいですし、酸味と甘みを併せ持った季節の果物などを摂ることもおすすめです。
10月の旬の食材と薬膳解説

小豆:平性


利尿作用と解毒作用があると言われています。むくみの解消に有効です。むくみが強い方は少量の食塩と組み合わせると小豆の利尿作用がより高まります。また、ビタミンB1やサポニンが豊富に含まれているので、疲労回復や、動脈硬化の予防にもおすすめです!


チンゲン菜:涼性


体の熱を取って血の巡りを良くしますので、産後の女性の血行障害を改善すると言われています。また、カルシウムや鉄分を多く含み、ストレスの緩和や骨粗鬆症の予防などにもおすすめです。玉ねぎと組み合わせると、イライラを抑えてくれる効果が期待できます。


さといも:平性


さといものぬめり成分はムチンと呼ばれ、胃腸の粘膜と同じ成分で、体内の粘膜を保護する作用が期待できるので、胃腸などが疲れている時におすすめの食材です。また、動脈硬化や高血圧の予防にも良いと言われています。


しいたけ:平性


気や血の流れを良くし、胃腸の働きを助けると言われています。コレステロールを減らす成分や、抗がん作用を示す成分が含まれており、生活習慣病の予防に効果が期待できます。ミネラルや食物繊維も多く含まれています。


鯖(サバ):温性


いわゆる青魚で、血液をサラサラにするEPAやDHAという成分を豊富に含んでいます。コレステロールや中性脂肪の検査値が高い方には特におすすめです。気を巡らせる効果のある生姜との料理も抜群です。


※体を温める性質のものを「温性」、体をやや冷ます性質のものを「涼性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2014年10月号に掲載されたものです。
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