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「みず堂のなるほど漢方塾」~風邪・咳~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「風邪・咳」2014/4/6放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)今年は冬が寒かったので、ようやく春になって嬉しいんですが、朝晩は冷え込んで、薄着で油断してしまうこともありますね。


河端)花冷えという、この季節の一時的な冷え込みを表す言葉もあるので、防寒の準備はまだまだ必要ですね。冬の一番寒い時もですが、今の季節も風邪や長引く咳でお悩みの方が多くいらっしゃいます。


福田)花粉やPM2.5の影響もあるのか、風邪は治ったけど咳が長引いているという方も多いような気がします。


中嶋さん)やはりそうですか。進級、入学、就職など大切な時期でもありますので、ぜひ早めにしっかり治していただきたいですね。 


河端)特に風邪は引きはじめが肝心、と言いますよね。漢方では「風邪にかかったらまずは体を温めて治癒を早める」ことを大切にします。


福田)温めるという事は、症状を取り除くというより、自らが持つ「治そうとする力」を引きだすのが漢方の役割です。


中嶋さん)そう言えば、私も葛根湯を飲んだことがありますが、飲むと体がポカポカしてくるような気がします。


河端)はい。その通りですね。葛根湯は体を温めて、汗を出させて風邪を吹き飛ばすという漢方薬なので、まだ熱が出ていない段階で、悪寒がしたり、節々が痛かったりする風邪の初期症状に非常に効果があります。


福田)漢方はその人の体質や症状により処方するものが変わってきます。葛根湯は高熱が出たり、汗をかいている時には使いませんし、お年寄りや妊婦さんには不向きですので風邪と言えば葛根湯と思っている方はご注意いただきたいですね。


中嶋さん)なるほど。体質や症状に合わせて飲まないといけないということですね。咳にはどんな漢方がありますか?


河端)夜になると咳が出て一旦でると続くような場合には麦門冬湯、息苦しく、痰が多い方は清肺湯、咳き込んで眠れない方は竹如温胆湯などかなりの種類があります。


福田)咳の場合、どうしても喉がイガイガしたりするので、水分を多く摂っている方がいらっしゃいます。水分をとりすぎるとかえって咳が酷くなる場合もありますので注意が必要ですね。


中嶋さん)そうなんですね。長引く風邪や咳に悩んでいる方はぜひ一度一人一人に合わせてアドバイスしてくださる漢方みず堂さんで相談を受けてみると良いですね。


河端)そうですね、年を重ねると体の治す力も衰えますので、どうしても色々な病気が治りにくくなります。漢方薬は自分の治す力を高めてくれるものですので、ぜひ年のせいだとあきらめずにご相談いただきたいですね。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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