症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/03/13 (月)

【その他の感情コントロール術】

*静かな所で心を落ち着ける
中医学の文献の中には、「心が乱れれば百病を生じ、心が静ならば万病はすべて去る」という記述があります。

静かに、「いま」という時や自分の状態、心を見つめることで、あらゆる感情の波を落ち着けていく、坐禅や瞑想が代表的な方法です。

「ありがとう」「ごめんなさい」という素直な感情を抱くことでも、自然と心を落ち着かせてくれる魔法の力があります。
 
*何も考えず、ただ身体を動かす
心を静かに落ち着けるには、「身体を動かす」という方法も◎ 動くことで自然と気もめぐるようになります。

のんびりと気の向くままに散歩をする、掃除をする、花に水をあげる、植物を植える、山登りをする、絵や書をかく、楽器を演奏する等々、身体を動かす中に自然と楽しみが見つかり、気分はリフレッシュ♪
 
*抱いた感情は内側へ抑えつけず、適度に外へ出す
心を静かに…とはいえ、「イライラしてはいけない!」「クヨクヨしてばかりでダメだ…」と思いすぎることはありません。

「あ~、私いま〇〇についてイライラしてるな。」「〇〇があってちょっと悩んじゃうなぁ」と、自分の状態を把握して言葉にしてみるだけで、少し気持ちが軽くなります。

心に浮かんだ感情を認めてあげて、言葉にしてみる。書き出してもいいし、誰かにボソッと呟いてもいいです。

「話す」ことで感情を「手放す」と、新しく見えてくる事もあるかも。




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