症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2022/12/13 (火)

【太りにくい食事の楽しみ方】

太りにくく過ごすためには、「脾胃(胃腸)をいたわる」ことが最優先事項。

脾胃は、全身へ気血をめぐらせるとともに老廃物を排泄する、「代謝」を担う要だからです。
 
*よく噛んで味わう
食事もおやつも、よく噛んで味わうことが身についていると安心。
 ・脾胃の負担が軽減される
 ・少量で満足感が得られる
 ・気の流れがよくなる
など、ダイエットにも良いこと尽くし。

「美味しいご馳走を、ありがとうございます。」と噛みしめながら、ひと口20~30回。
食材の甘味が感じられるのが目安です。
 
*お腹が空いてから食べる
お休みに入ると、ご家族で(とくにお子様と一緒に)なんとなくダラダラ食べてしまう…という方も多いかもしれません。
人が集まるところにお菓子も集まる‥‥おしゃべりしながら、テレビを見ながら、ついつい手が伸びますよね。

しかしそこはグッと堪えて、お腹が空いているか?身体の声に耳を傾けて。
食べるなら一つまで。
ゆっくり大事に、味わっていただきましょう。


寝る前まで食べる行為も、脾胃への大きな負担となり、消化不良や肥満の原因になります。

どうしても食べ過ぎたり夜遅くなった時は、悠楽然 酵素で脾胃の働きをバックアップ!
 
*行事食の前後3日間で調整
ご家族やご友人とのお食事会や、職場のお付き合いなど、いつもとは違う特別なご馳走は、美味しく楽しくいただきたいですよね♪
そのような行事食は、我慢し過ぎずぜひ楽しんで召し上がってくださいませ。

その分、前後3日間ほどで食事量や内容を調整すればOK!
お味噌汁とご飯などのシンプルな食事で脾胃を休ませると、リバウンドの沼に陥りません。

「いつもより1kg増えてしまった!」という時は、朝晩を漢美膳にして脾胃に休息を。
いつもより多めの悠楽然 酵素で消化を助けるのも◎
 
*GI値の低いものから食べる
GI値とは、食後の血糖値の上昇スピードを表したもの。

血糖値が緩やかに上がるGI値の低いものから食べることで、
 ・身体に脂肪をつきにくくする
 ・食後の満足感を高める
 ・「さっき食べたのにまた食べたくなる」という空腹感を抑えてくれる
という効果が期待できます。

≪GI値の低い食べ物≫
野菜類ほうれん草、もやし、レタス、きゅうり、ブロッコリー、なす、ピーマン、大根、キャベツ、ネギ、トマト、玉ねぎ など
キノコ類マッシュルーム、なめこ、きくらげ、しめじ、しいたけ、エリンギ、えのき など
海藻類わかめ、ひじき、昆布、もずく、こんにゃく、しらたき など
豆類湯葉、インゲン豆、大豆、そら豆、枝豆、えんどう豆、納豆、高野豆腐、豆腐 など
その他魚介類、肉類、ナッツ類
 
主菜(タンパク質)・副菜(野菜など)→主食(炭水化物)の順 と覚えても○
難しい場合は、漢美爽水の活用がオススメ。


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