肺と親子の関係にある腎。肺が弱ると子の腎も弱ります。

さらに腎は寒さが苦手なため、秋～冬はとくに腎に関わる症状が出やすいです。
　

　
夏の疲労や慢性疾患などで消耗が激しい方はとくに、
　・下半身のだるさ、冷え
　・めまい、耳鳴り
などが見られることがあります。
　

肝と肺はともに気を巡らせる働きをもつので、肺が弱ると肝の作用も乱れやすくなります。
　

　
ストレスを感じやすくイライラしやすい方などはとくに、自律神経の乱れから
　・耳鳴り、めまい
　・頭痛
　・情緒不安定
などに繋がることもあります。


また、肝と腎は相互に潤いを補い合い、自律神経やホルモンバランスを調節したり、髪の毛を美しく保つ働きを担っています。
そのため、
　・抜け毛、髪のパサつき
　・生理不順
　・更年期症状
などが気になる方も増えます。
　

心の血を送り出す働きは、肺の気を巡らせる働きに助けられています。

そのため肺が弱ると、動悸や息切れが起こりやすくなります。
　

　
また、腎の潤いは心に発生しやすい過剰な熱を冷ます役割があるので、潤いが不足すると煩躁感（イライラ・ソワソワする）や不眠に繋がることもあります。



秋になると調子を崩しやすい方は、ぜひ『滋養する養生』で年末まで元気に過ごせますように！