症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2022/02/04 (金)

【目の不調の代表的な漢方薬】

ここでは、目の不調に使われる漢方薬の一部をご紹介。
目以外の症状や体質によって適切なものが異なるので、専門家にご相談のうえ服用してください。
目の充血、目やになどに
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
炎症をしずめ、解毒していく代表的な漢方薬。
竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
目が張ったような疲れ、痒み、目やになどにも。

目の乾燥、目やになどに
桂枝湯(けいしとう)
温めると涙の流れがよくなる方に。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
そもそも涙の元である潤い「陰液(いんえき)」が足りない方に。

目の疲れなどに
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
加齢や目の使い過ぎによるかすみ目にも。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
まぶたの重だるさやかすみ目にも。