食事
・生姜を取り入れる
冷房冷えや冷たい飲食の多い方は、お食事や飲み物に生姜を入れることで胃腸がほっこり温まります。胃腸が元気であれば、夏バテ知らずです!紫蘇やミョウガ、ネギも胃腸を温めてくれるので、薬味としていかがでしょうか。
・夏野菜や果物で涼をとる
体表面は冷えているけど体の中からのほてり感が気になるという方は、冷たい物よりも夏野菜や旬の果物がおすすめです。内側から潤いを補い熱を鎮めてくれます。
[トマト、ピーマン、ゴーヤー、ナス、レタス、セロリ、スイカ、バナナ、キウイなど]
・冷たいものを食べた後は、温かい飲み物を
もしアイスクリームやかき氷などを食べた後は、温かいお茶を少し飲んで胃腸を温めましょう。その時は緑茶や麦茶よりも、紅茶やほうじ茶がおすすめ。生姜を入れるとさらに温まります。
環境
・設定温度を下げ過ぎない
冷房の温度設定は、じっとしていて汗をかかない程度に。時間帯や活動量によって調節したり、簾などで日除けするだけでも涼しさが変わります。
・お腹や首を冷やさない
内臓が集まっているお腹、女性は特に子宮のある下腹部~腰は冷やさないように、腹巻などで調節するのがおすすめです。首や関節を冷やすと頭痛・関節痛などの原因にも。ストールなどで防ぎましょう。足元の冷えにはレッグウォーマーが快適です!
・適度に動いて気血を巡らせる
デスクワークの方は特に、上半身は熱っぽく下半身は冷えやすいという状態になりやすいです。1時間に1回歩き回ったり軽くストレッチをすることで、冷えのぼせの改善と気分転換にもなり仕事もさらに進みます。
・湯船に浸かる
日中冷え切った身体は、湯船に浸かり温めてほぐしてあげましょう。じわっと汗をかくことで寝付きも良くなりますよ。
・寝るときは風を避ける
寝ている時も冷房や扇風機で涼みたいところですが、風に当たりっぱなしは風邪やあらゆる痛み・しびれの原因に。直接身体に当たらないように気をつけましょう。
代表的な漢方薬
症状によって効果的な漢方薬は様々。自分に合うものを飲むことで、回復を早められます。
・人参湯(にんじんとう)
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
・五積散(ごしゃくさん)
など