症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/25 (水)

短期間で改善!便秘下痢を繰り返す過敏性腸症候群

180cm位で55Kgのかっこいい美男子!

4か月前に急性胃腸炎になって、熱が40℃で下痢。2~3日で解熱はしたものの軟便が1か月以上続き、その後1~2か月便秘に。便秘薬を飲まないと3日くらい便が出ない。今では毎日便秘薬を服用しているとの事。しかしたまに下痢になり、いつも右下腹部がきりきりと痛いような感じが続いているとの事でした。実はこの方の妹さんがニキビで漢方を飲まれて、きれいになってそれで漢方はどうだろうと思いついたそうです。

漢方的な診断をすると・・・

体の奥に熱がこもっていて、便秘があるので「熱証」胃腸を壊しやすいので「虚証」。そうすると、八綱弁証では「裏熱虚証」という事になります。

また、消化器系統のため、臓腑弁証では「脾」。体もだるく、脾の力が落ちているため「脾気虚証」

脾気虚の代表処方「六君子湯」をベースにした漢方薬と、毎日飲んでいた便秘薬は2日でなければ服用するように話しました。

4か月で完全によくなった

一週間で便通が安定はしていないものの、1~2日に1回は必ず出るように。

一か月後には5Kg減っていた体重が2Kg増加し、便通もたまに一日でない日があるものの、ほとんど毎日出るように。

2か月後に便通は完全に戻ったとの事でしたが、だるさはまだある。

3か月後からはだるさも取れてきたので漢方も減量。

4か月目にはほとんど完全によくなったとの事でしたので、さらに減量しました。

私の経験ですけども、潰瘍性大腸炎とか、過敏性腸症候群は漢方で本当によくなる病気の一つです。

拙著「感謝からはじまる漢方の教え」でも人工肛門の手術手前まで行った方の復活を書いていますが、本当に良いと思います。

ぜひご相談ください。