症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/02/21 (火)

漢方ダイエットで20代の頃の体重に!高血圧、鼻詰まり、肩こり…様々な不調も解消

ダイエットでご相談の娘さまと一緒にご来店された、50代の女性。
高血圧、鼻が詰まりやすい、肩こり、飛蚊症でお悩みとのことでした。

常に点鼻薬を使用され、それを使用しないと鼻が詰まって眠れない。
舌の裏の血管怒張も見られ、血流も悪い状態。
体重もあり体脂肪率も高く、身体に余分なものが溜まっているため、さらに巡りが悪くなっていることは明らかでした。

「娘さんと一緒にダイエットしましょう!」とお話しし、
血流を良くしていく漢方薬と、自分で体の巡りを整えていく力をつける漢方、そしてカロリーを抑えた栄養豊富なスープ、体に脂肪がつきにくくするサポート飲料でスタートすることに。頓服で飲める鼻詰まりの漢方薬もお渡ししました。
―体重・体脂肪の減量とともに、不調も改善!―
最初の10日間で、マイナス2.8 kg、体脂肪はマイナス1.7 kg。
とても順調に推移していましたが、鼻詰まりはまだ変わらず。

次の10日間ではマイナス0.4 kg。
体脂肪は変わらずで、ちょっと停滞しているかな…という感じでしたが、
最初のご来店時に訴えられていた症状の経過をお尋ねすると、
「あれ?そういえば!」と、肩こりや腰痛がなくなっているとのこと。
お体の中は確実に良い方向へ進んでおりました。

それからさらに10日後には、マイナス1 kg、体脂肪はマイナス0.7 kg。
この頃から、鼻詰まりの漢方薬も飲まなくても大丈夫な日が多くなってきておりました。

ご本人様のお話では、ジムでインターバルトレーニングをやったところ、逆に太ったので中止したとのこと。
それでもこの1か月間で、体重マイナス4.2 kg、体脂肪マイナス2.4 kgという素晴らしい結果でした。


その後も3か月目に入ったところで鼻詰まりはなくなり、3か月終了時には後鼻漏も治った!とお喜びに。
その時点で、スタート時と比較しマイナス7.4 kg、体脂肪マイナス4.6 kg。
血圧も150程度あったのが、130前後に!頭痛もなくなっていました。


12月に入ると、体重減少は緩やかに。

「おなかがすくようになっていた」と言われましたが、減ってきた体重にお体が慣れていくための停滞期。
もう一段階体重が落ちる前の階段の踊り場のような時期で、ここで食べグセがついてしまうと、せっかく減量してこられたのにリバウンドの恐れも。

ここを頑張るように励ましながら、見守っていきました。

その踏ん張りと、コロナに罹られたこともあってか、
4か月終了時には、マイナス9.4 kg、体脂肪マイナス6.7 kgに。

その後コロナもすっかり良くなり、あまり落ちないと話していたものの、
5か月終了時には、マイナス11.2 kg、体脂肪マイナス6.9 kg!

当初60 kg台だった体重は50 kg台前半に!
約35 %あった体脂肪率は30 %をきりました!


「20代の体重!!」とご本人様も変わりようにびっくり!
私も「後ろから見ると20代ですよ!!!」と、一緒に笑顔で喜び合いました!


気になられていた色々な症状もすべて解消!
ご本人様の頑張り、そして元気になっていかれるお体の力が素晴らしいですね!



※ 体重と体脂肪の減量に差があると、筋肉量の減少が心配になる方もいらっしゃるかと思います。
こちらのお客様はご自身で運動も続けられており筋肉が落ちている実感はなかったため、毒素が排出されたことによる減量だと考えられます。