症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2022/07/12 (火)

【夏冷えしたとき】

温めるだけではなく、冷えない環境づくりがポイント。
*冷房や扇風機の風が直接当たらないように
温度設定を下げ過ぎないのはもちろんですが、冷たい風が直接当たり続けるのも身体の負担に。
バリア機能が低下し、冷えを感じるだけではなく、風邪をひきやすくなったり気血が滞る原因に。鼻水や肩こり、頭痛、関節痛などに繋がります。

風向きを調節するか、場所を移動しましょう。就寝時もご注意を。
 
*部分的に温める
職場や学校などで空調を調節しにくい場合は、部分的にでも保温してあげましょう。

羽織ものやひざ掛け、腹巻、レッグウォーマー、アームウォーマーなどで、冷えが気になるところだけでも。
 
*運動する
夏冷えは気血の滞りを解消するのもポイント。そして夏は陽気を養う季節。
動いて自ら冷えを取るのも良策です。

一日中涼しい室内で座りっぱなし…ではなく、1時間ごとにもも上げをしたりスクワットしたり…ちょこちょこ動いて燃焼しましょう!汗をかけるとよりGood!
 
*湯船につかる
冷えた身体は湯船で温め、汗を流しましょう。体表面は冷えているようでも、外の暑さで熱はこもりがちに。発汗させることで体温を整えます。

就寝直前は逆に寝入りが悪くなるので、1.5~2時間前までの入浴を。
 
*冷たいものは しばしお休み
猛暑日続きでほてる身体には、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますよね!ただ、涼しい室内で冷えも感じているのであれば、しばしお休みを。

冷たいデザートが食べたいなぁ~という方は、身体を冷やさない果物がおすすめです。
[ブルーベリー、サクランボ、モモ、ブドウ、パイナップル、ライチ、アンズ など]
 
レスキュー漢方薬
夏冷えの他、気になる症状や原因によって、下記以外にも効果的な漢方薬はさまざま。
冷え体質の改善には、さらに種類がたくさんあります。
お悩みの際はいつでも担当の相談員までご相談くださいませ。

*四逆散(しぎゃくさん)
*当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう)
*当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
*人参湯(にんじんとう)
*安中散(あんちゅうさん)
*苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)
など


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