症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2022/01/05 (水)

頻発月経【体の消耗タイプ】

血量は少ない時も、多い時もある
色は紅色でドロっとしている
□ 両頬が紅い
□ 手足がほてりやすい(特に夜間)

加齢、慢性疾患、出血などにより身体を潤す成分が少なくなることで、相対的に身体の熱が冷めにくくなります。

頬が紅い、夜間のほてり、寝汗などは、潤いの消耗から起きる特徴的な熱症状です。
 
代表漢方薬
漢方薬は、知柏地黄丸(ちばくじおうがん)や清心蓮子飲(せいしんれんしいん)など、身体を潤すことに重点を置きます。
 
生活養生ワンポイント
おすすめの食べ物
  • 渋味、粘りのあるもの、黒いもの、種子類
    栗、くるみ、胡麻、黒豆、なた豆、さつま芋、山芋、モロヘイヤ、よもぎ、生卵、豚足、エビ、イカ、海藻、ブルーベリー、醤油、味噌 など
  • 薬膳食材
    枸杞子、銀杏、松の実、黒胡麻、ユリネ、丁子(クローブ) など
避けた方が良い食べ物
甘いもの、乳製品、利尿作用が強いもの、過剰のタンパク質
生活面
汗をかきすぎない(サウナ、ホットヨガは避けましょう)