症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2021/10/11 (月)

聴覚は失いたくない。全盲の方の耳鳴り

毎日自分で煎じて

「キーンという反響音が大きく、とくに左耳がひどくて、ラジオやテレビもつけているときつい。」

めまいをきっかけに、耳鳴りが酷く、左耳は聴こえづらいほどになっていらっしゃいました。

生まれながらに全盲の方で、とりわけ聴覚を失うことは不安であったことと思います。

 

どうにかして良くなりたいという気持ちの表れに、漢方薬も煎じ薬を毎日ご自身で煎じて飲まれました。

初めは妹様が少しお手伝いをしてくださり、その後は毎日ご自身で煎じていらっしゃいました。

 

良くなったり悪くなったり

1か月も過ぎたころ、耳鳴りの音が上のほうに移動したような感じ。耳の付近ではなくなっているので、日中の生活は少し楽になってきたとのこと。

しかし冬に入るころ、一時的に左耳の聞こえが悪くなりました。ご本人も非常に不安が強かったと思います。

しかし1か月もするとまた良くなってきて、耳鳴りの音も小さくなり、すごく楽!月の内に、きつめの耳鳴りが2~3回あるが、1日位で治るので、全然いいです!とのこと。

 

漢方を始めて半年。良い状態を維持できているとのこと。最後のひと踏ん張りだと思います。

ここまで毎日煎じて、悪くなった時も決して悲観的にならず、良くなりたいという一心で頑張る姿は本当に見ていてすごいなと思います。

これからも精一杯応援させていただきたいと思っています。