症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2021/10/11 (月)

キーンという耳鳴りは体の悲鳴

治らないと言われたショック

ご主人が付き添われていらっしゃた女性。1週間前から、夜、寝ようとすると右耳からキーンと高い音の耳鳴りがする。受診したけど、耳には異常はなく、耳鼻科の先生から「治らない。薬も気休めだと思う。」と言われた。先生に治らないと言われたことがショックで、食欲がなくなり、眠れなくなってしまった。また、3年前から不妊治療をしていて「肉体的にも限界なのかもしれない。治療もやめようと思っています。」と。

肉体的にも精神的にも限界で、体が悲鳴をあげていかのかもしれません。

自分の体と向き合ういい機会

漢方を始めて10日くらいで「少し小さくなった気もするけど、耳鳴りが続くと、どうしても不安になる。」とのこと。

3週間後には「1日おきに耳鳴りの波がある。寝つきに時間がかかるけど、眠れる日もでてきた。少し食べられるようになってきた。」

1ヶ月で「耳鳴りが気にならなくなる時間が出てきた。不安な日が減ってきた。寝つきもよくなった。趣味のバレーも再開した!」

その後も「治らなかったらどうしよう、いつまで続くんだろう。」そんな不安な言葉が出てくることもありながら、その都度「大丈夫!」と励ましてきました。

少しずつお客様の心に変化が見られるようになり、辛い頭痛の頻度も減ったり、ホルモン剤で増えしまった体重も落ちてきたりと、その他の嬉しい面も出てきました。

最初にお会いしてから9ヶ月。「あの時は本当に辛かった。病院で治らないと言われて。先生にそう言われると本当にショックで、どうしようもなくて。でも今は、ここまできたんだから大丈夫!と自分に言い聞かせ、前向きに気持ちを切り替えられるようになってきた。周りのサポートにも感謝するようになった。あんなことがなかったら、ここまで自分の体のことを考えなかったと思う。」

現在、耳鳴りが気にならない日が増え、日に日に音は小さくなってこられています。

 

途中、どうしようもなく不安になったり、マイナスな気持ちに傾きながらもここまで良くなってこられた姿を見ると

明けない夜はない!

そう思えます。どんなことでも、絶対乗り越えられると信じています。