漢方みず堂ブログ

筋肉・関節のスムーズな動きは「肝」が重要

筋肉・関節のスムーズな動きは「肝」が重要

60代の女性の腱鞘炎

3ヶ月くらい前から右手の親指がまがった状態で針で刺されたような痛みを感じるように。

握る動作が辛く、伸ばしている方が楽だったので、サポーターで固定するようにしていたけれど、固定すると朝こわばるようになってきました。

1ヶ月ほど整形外科に通ったものの、左手も痛みが出てきて、強くなり、リウマチも考えられないから出せるのは痛み止めだけと言われ、痛みが出たら薬を飲んで少し良くなったかと思ったらまたぶり返すの繰り返し。

ドアノブを開けるのも重く、布団を引っ張ることも苦痛。夜も痛みで眠れず何回も目覚めてしまう。お仕事も事務作業で、字を書くのにも力が入らない。

肝血虚

漢方では「筋を主り、運動を主る」のは肝という臓腑です。特に、肝の「血」が不足すると「筋」の動きに異常が現われると考えます。例えば、こむらがえりや手の震えなどの原因の一つには「肝血虚」があります。

今回の方も、その他の体質として、乾燥肌、疲れ目、立ちくらみ、めまい、熟睡・満足感なし、多夢があり、これらは全て血が不足することによって起こる症状です。

血を補う基本処方「四物湯」をベースにした漢方薬を飲んでいただきました。

驚くほど早い改善

漢方薬を飲み始めて、1ヶ月後、右手はわりと良くなって、あとは左手。使うと激痛が走り、固定していないと痛みが出る。

眠りがとても良くなっている!

2ヵ月後、左手は少し良くなっている感じがするけど、右手の痛みがまた出てきた。親指の関節がカクカク夜もうずく感じ。付け根の部分の痛みはとれた。テーピングをしていないと何もしていなくてもビクってなる。字を書いてるとやっぱり痛みが出る。

3ヵ月後、右手はすごく調子が良い!左手が昨日あたりから夜寝てる時に痛むように。お茶碗を持つのも大変なくらい浮腫んだ。

4ヵ月後には左手の痛みもとれ、5ヶ月後には関節の状態がとても良い!大丈夫!

 

過去に大病をされた方でしたが、とにかく前向きで素直な方。その気持ちが漢方の効きをより良くさせてくれたのだと感じます。

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