冷え・冷え性改善で妊娠力UP!

冷え・冷え性改善で妊娠力UP!

冷え・冷え性改善で妊娠力UP!

冷えはなぜ妊娠に良くないのか?

赤ちゃんが欲しいと思ったらまずは栄養のある血をしっかりと身体に巡らせ、しっかりとしたよい卵を作り、ベットとなる子宮を居心地の良い状態にすることです。

漢方では赤ちゃんは”綺麗な血液の塊”と考えるため、綺麗な血液がたっぷり巡っている状態が、赤ちゃんがすくすく育つ環境と考えます。

液体は冷えると固まるように、体を流れる血も冷えるとドロドロとしてきます。
血液ドロドロ状態のことを漢方では「瘀血(おけつ)」と言います。
冷えがある方は、血のめぐりが悪くなるため、栄養のある血が子宮に集まりにくくなります。

病院の不妊治療との併用について

漢方はとにかく、自分の体本来の力を最大限に引き出すことをやっていきます。
病院との併用の場合は、治療によってかかる体の負担を軽減するという目的も含みます。
また、西洋医学ではたくさんの卵子を育てることはできても、質を高める方法は今のところありません。
漢方には卵子の質を高めることも期待でき、病院の治療を補完することもできます。
どういうスタイルで妊娠に向けて取り組むにせよ、漢方薬は大変有効だと断言できます。

衝脈(しょうみゃく)・任脈(にんみゃく)について

よく経絡というのを耳にしますが、経絡とは経脈と絡脈のことです。

経脈:体の深いところを通り、臓腑を結び付ける。「十二経脈」と「奇経八脈」がある。
絡脈:体の浅いところを通り、筋肉・皮膚と連結している。

「ツボ」はこの経絡の上にある無数のポイントです。

いわゆる五臓(肝・心・脾・肺・腎)六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)に直接もしくは絡んで連結しているのが、「十二経脈」で気血の通り道です。

十二経脈を統率・連絡・調節するのが奇経八脈です。十二経脈の気血が余れば奇経八脈に蓄え、不足すれば補充します。

子宮は漢方では「奇恒の腑」と言われます。
脳や髄も奇恒の腑と言われます。
形態は中が空洞で「腑」のようだけれど、働きは「臓」「腑」両方持っている独特の器官です。

子宮と密接な関係にあるのが、「奇経八脈」のうちの衝脈と任脈です。

衝脈(しょうみゃく):血の海とも称され、生理と密接な関係。子宮→会陰→上って頭部/下って足に分かれる。

任脈(にんみゃく):任は妊と同じ意味。妊娠と密接な関係。子宮→会陰→腹部→胸部→咽喉→唇→眼窩を通る。

臓腑の失調、気血津液の失調を整え、さらにそこから子宮までの通り道である衝脈・任脈の二脈の損傷を修復し補うことが生理を整え妊娠を目指す時には重要になってきます。

冷え性改善と共に卵子の質が向上した例

【年齢、不妊治療経験】
35歳、治療歴2年(タイミング・人工授精・体外受精1回)
【症状・体質】
#冷えが酷い
生姜や入浴でも改善せず、夜はなかなか寝付けない。しもやけもできる。
#体力がない
【メンタル・気持ち】
最近では誰かが妊娠したと聞いても素直に喜べず、何で自分だけ妊娠できないんだろう???とふさぎ込んでしまう。
自信ももてず35歳になり、もうこのまま妊娠できないのか・・・という不安が日に日に大きくなっている。
ちょっと年上のご主人は、そんな奥様のことをいつも大切に、大事にしてくださっている。
そんなご主人の勧めと何よりもそんなご主人の子供を生んであげたいという思いも支えとなり、やっぱり自分が納得できるまで、妊娠のためにできることは全部してみようと思っている。

服用経過〜期待を裏切った結果〜

初めのうちは、採卵しても移植できる卵が少なく、凍結もできない状態だったのですが、次第に凍結できるくらい採卵できるようになりました。
その頃、ご本人の実感としても、例年より冷えを感じなくなり、ご主人から最近あまり冷えなくなったと言われるほどになってきました。

採卵後、卵を培養して、病院の先生からかつてない位のよい状態と絶賛されていた卵を戻して、祈る気持ちで結果を待ちましたが、結果は陰性。
もう気持ちが折れそうになっておられた時、凍結していた卵で、正直あまり期待できない卵を念のため戻すことになりました。
先生からも、あまり期待しないように言われて挑んだ体外受精。本当にこのまま続けるべきなのかと何度も悩みながら、一生懸命に向き合っていた姿を思い出します。

その2週間後、結果の報告のお電話を頂きました。

「陽性反応がでました!今回は卵を戻す時の自分の体調も悪かったし、はじめからあきらめていたから信じられない!」

その後、無事元気なお子さんを出産されました。
今は第二子を妊娠中で、近々出産予定です。お二人目は、自然妊娠でした。

不育症を重症の冷え症改善で克服した例

【年齢、不妊治療経験】
31歳、2度の流産(2ヶ月の頃鼓動が止まる、4年前と2年前)で不育症と診断されるも特に治療はなし。タイミングで頑張っている。

【症状・体質】
#重度の冷え症
お風呂に入り温まってもあがると汗が出てすぐ冷えて鼻水が出る。
夏でも長袖でないと耐えられず、冬は上も下も何枚も重ね着をする。

服用経過

1年後:完全には冷えは取れませんでしたが、例年とは違う!と言うことで希望を持って頑張り続けました。
そして、どうも胃の調子が悪いなと感じて病院に行くと妊娠9週という診断!
過去2回の流産は7~8週でしたので、今回は大丈夫かもという期待と喜びいっぱいでお電話いただきました。

その後元気な女の子を無事出産!!
特に原因不明のことが多い不育症ですが、漢方でできることはたくさんあると感じています。

貧血・冷え性で妊娠できる自信がなかった方の妊娠例

【年齢】
29歳、赤ちゃんが欲しいと考えて2年ぐらい(タイミング)

【症状・体質】
#貧血
中高校生の頃より、貧血がひどくて病院で薬をもらっていて、値が戻れば、薬を止めての繰り返し。そして、毎回採血をするのも面倒で足が遠のく。
最近立ちくらみが出始めて、せっかく休みの日でお買い物に出かけても、気分が悪くなり、耳も詰まったりしてすぐに帰宅することが多くて休みも満喫できない状態。
#生理痛
#冷え性
#胃腸が弱い
#肩こり

服用経過

1か月後:生理痛や肩こりがひどくて困ることはなくなった
3か月後:生理痛は鎮痛剤を飲まなくてもよくなり、生理の量も増えてきた!
4か月後:すっかり生理痛や貧血の症状が楽になった。
そして、この頃「実は・・・・赤ちゃんが欲しいと考えて2年目になるところなんですよ。」とのこと。
初めに相談に来たときは、色々な症状があり赤ちゃんが授かりにくいのではと思っていたが、最近は身体にも自信が持てるようになり、自然妊娠したい。と、心の内を話して頂きました。

そこから、血を増やして身体を温めていくような漢方へと変更。
1年後:基礎体温を測るようになり、35度台になることもなく、胃腸の調子もよく、たまに耳が詰まったり、寒いと少し足が冷えたりはあった。
そしてついに、生理が遅れ、高温期が続き、妊娠が判明!
妊娠中:耳のつまりや一時的に甲状腺の値が下がったりなど、体調の変化はありましたが、出産まで漢方を飲まれ、ただでさえ貧血になりやすい妊娠中も貧血はなく、無事出産!

妊娠を望んでいるけれど、授からず、自分の身体に悪い所があるからだと自信を無くしかけている方もいらっしゃると思います。
自らの持っている色々な力を信じることが「自信」。それに気づき取り戻すことで、身体をよくしたり赤ちゃんを授かったりと良い方向に進むものだと思います。

病院で難しいといわれていた自然妊娠ができた例

【年齢、不妊治療歴】
35歳、治療歴3年(タイミング・人工授精3回、1度流産)
【症状・体質】
#生理不順
病院では子宮内膜が薄いと指摘
#手足の冷え性
#胃腸が弱い
【メンタル・気持ち】
3回目の人工授精で妊娠したものの流産。このままではいけないのかなと思い、流産して1ヵ月後ぐらいの頃にご来店いただきました。
病院に行きながら並行して体質改善を希望。

服用経過

冷え、汗かき、耳鳴りなどの症状が少しずつ改善。
基礎体温も少しずつ体温が上がってきました。
その一方でなかなか生理が整わず、病院の検査で子宮の状態があまり良くないことを告げられ、気持ちが沈むこともありました。
病院からは体外授精の提案があり、意を決して挑戦されましたが、残念ながらお子様を授かることはできませんでした。
「今後自然妊娠は難しい、体外受精じゃないと難しいでしょう」という医師の言葉に、さらに追い詰められていらっしゃいました。

1年後:「陽性反応が出ました!」と喜びと不安が入り混じったご連絡!
難しいと言われていた自然妊娠です!
自然妊娠が難しいと言われた方が、自然妊娠することは決して珍しいことではありません。
生殖医療の発展はもちろん目覚ましいものの、まだまだ未知の部分が多いと思います。
よく分からない、だからこそ生まれ持った人間の生命力を信じることが大切ではないでしょうか。

しかし、病院での診断で、赤ちゃんが確認できないので子宮外での妊娠かもしれない、
別の病院では、病気の疑いを告げられるという厳しい診断。
不安で押しつぶされそうな、複雑な毎日を次の通院日まで過ごすことになりました。
妊娠が駄目だった時のことをお話するぐらい気持ちは落ち込まれておりました。

妊娠がわかってからは流産を防ぐ漢方に変えて、とにかく体を温め大事にすること!
そして、気持ちは負けないように!前向きに!
自然妊娠が難しいと言われ陽性反応が出た奇跡を信じること!
気持ちの「気」は、東洋学的にエネルギーとも考えられます。
前向きに思うことで「気」の流れも良くなります。

そしていよいよ、次の通院日。

「赤ちゃんが確認できました!」と喜びの報告を受けました。
自然に湧き上がるただただ嬉しい、本当に嬉しいという気持ち。
苦難を乗り越えられやっと授かられた命、本当に有難いものです。

妊娠5ヶ月:いたって順調。
先日は、病院でのエコーの検査で赤ちゃんを確認すると、あぐらをかいて手を振っていたそうです。嬉しそうに話される姿がとても幸せそうで、本当に辛い中、頑張って頑張って、良かったなと思います。

体外受精がうまくいかず体質改善して妊娠した例

【年齢、不妊治療歴】
39歳、治療歴3年半(タイミング・体外受精4回)
【症状】
#体外受精がうまくいかない
一週間前に採卵できた2つの卵が育たなかった。
生理周期は規則正しく、検査も特に問題がなかったために2年半はタイミングをとった。
これまで体外受精を4回、以前の採卵でも受精しないことがあった。
ピルを服用する期間中は体調が悪く、飲み終わる頃には身体がきつくなるというのを繰り返している。
【体質】
疲れやすい、冷え性(足)、肩首・背中がこる、足のむくみ、目の下にくまができる、肌の乾燥、目の疲れと乾燥、鼻水でやすい、唇が荒れる 、便秘下痢の繰り返し、腹満・腹鳴音・ガス有り、ピルをのむと頻繁に目が覚める、軽いPMS

整体に行ったり、妊活に良いといわれるサプリメントを服用したり、色々と頑張られている中でなかなか結果が出ない状況は、身体はもちろん、お気持ちもとても辛かったと思います。

服用経過

1ヶ月後:途中で風邪をひかれる事もありましたが、ピルを飲み終える時の身体のきつさがなく、元気にすごせた。
2ヶ月後:採卵した卵の中で一つだけが無事に凍結をする事ができました!体調としては冷えはあまり変化の実感はないが、むくみが少しとれてきた。

このまま移植へとすすむ予定でしたが・・実は半年前に子宮筋腫の手術をされており、より良い状態にするためという流れで行なった子宮鏡の検査で異常がみつかり、すぐに移植とはなりませんでした。
しかし、それもまた体調を整えるために必要な期間だったのかもしれません。
しっかりと漢方を続け、移植をした後は、出血を防ぎ着床をサポートする漢方に。
その約10日後に陽性反応がでました!

妊娠中の経過

胎のうが確認される頃:つわりで食事ものどをとおらない状態。
これもまた、漢方的には血が子宮に集まり、衝脈の気が盛んになると、気というものは上がりやすい性質(肝気上逆)があるため、悪心嘔吐(胃気不降)が起こる自然な現象です。
気を降ろして吐き気を止める(降逆止嘔)半夏が配合されたつわりの漢方で少しずつ体調がよくなりました。

※つわりに関してはこちらの記事もご覧ください。

寡黙な方で治療の最中もあまり不平不満はもらさず、黙々と頑張っていらっしゃたのですが、妊娠後は表情が柔らかくなられたように感じます。
やはり不妊治療中の心身への負担は相当なものなのだと感じます。
これからも母子共に元気になっていただけるようサポートしていきたいと思います。

内膜6mmでの妊娠例〜卵巣嚢腫・子宮筋腫・卵管狭窄〜

【年齢、不妊治療歴】
30代半ば、治療歴2年半(人工授精)
【症状・体質】
#卵巣嚢腫と子宮筋腫
手術後3カ月経過した状態。卵管も詰まり気味。
#強い冷え
#胃腸が弱い
ストレスですぐに胃にくる
#経血量の減少
30歳をすぎたあたりから年々減っている
#すごく華奢で色が白い

服用経過

「気」「血」を補い、冷えをとり、胃腸の調子を整える漢方をのんでいただきました。

漢方をのみはじめてすぐに体外受精をしましたが、着床し陽性になるも、出血してしまい、化学的流産となってしまいました。
※化学的流産は決して悪いことではなく、良い兆候です。詳しくはこちらから

はじめは、大量のホルモン剤で常に気持ちが悪い状態が続き、本当にお辛そうでした。
胃腸の調子を整える漢方を続けて頂き、日数を重ねるごとに胃腸にくる副作用は少なくなってきました。
11ヶ月後:治療を繰り返すうちに、最初8mmだった内膜が、ついに5mm台まで落ち込み、人工授精を2日遅らせ、やっと6mm台になり人工授精ができた。
一般的には、排卵時期に内膜8mm以上が合格、10mm以上が理想的といわれています。
漢方もしっかりのんでいるのに、何故・・・、そんな気持ちが頭をよぎります。
ところが、この人工授精で無事にご妊娠!
無事に十月十日をお過ごしになり、今は立派な男の子のママです!!

不妊治療時は数字に一喜一憂しなくてOK

薄くても、ちゃ~んと温かくて、ふかふかのベッドが用意できていれば、OK!なんです!
治療をしていると、どうしても数字に一喜一憂してしまいます。
でも、数字では計れないこともたっくさんたっくさんあります!!
赤ちゃんは、きれいな「血」のかたまり。
「血」があっても、その状態が良くなければ意味がありませんし、「血」が少ないようにみえてもしっかりその機能を果たしていれば問題ありません。
生きている、生きる、命をつなぐ力を信じないといけませんね。
生まれてきた命に、産んでくれたお母さんに、心より感謝、感謝。

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