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「漢方で健康!」~後鼻漏~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「後鼻漏」2016/9/21放送分

牟田さん)おはようございます。明日は秋分の日ですね。これから季節は少しずつ冬へ向かいます。寒い冬に備えて体調管理に気を付けましょうね。早速ですが、今日のテーマを教えてください。


千代樵)はい、今日のテーマは「後鼻漏」です。


阿部さん)「後鼻漏」?聞きなれない言葉ですね。


千代樵)はい、「後鼻漏」とは鼻水が喉の方に下りてくることを言います。


牟田さん)よく言う「鼻水が出る」状態とは違うわけですね?


千代樵)はい、その場合は「前鼻漏」と呼んでいます。「後鼻漏」になると、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の方は、ドロドロするので気持ちが悪く、口臭の原因にもなっている場合があります。


阿部さん)不快感が続くと辛いですね・・


千代樵)はい、また子供は自覚症状がなく、大人も「後鼻漏」を知らないことが多いので、咳が続いていたお子様が「咳止め」では症状が治まらなかったのに、「鼻の薬」で咳が止まったという事例もあります。     


牟田さん)そうなんですね~。見極めのポイントはどんなところにあるのですか?


千代樵)はい、鼻水が白いのか、黄色いのか、サラサラなのか、粘調性があるのか、が見極めのポイントになります。


阿部さん)それらの症状にはどんな漢方がお勧めですか?


千代樵)はい、サラサラの鼻水がとにかくダラダラ出て、喉にもずっと落ちてくる場合は「小青竜湯」、また、花粉症で目も真っ赤、蓄膿症で鼻水も黄色いドロドロの場合は「荊芥連翹湯」を使います。鼻が詰まって、喉にへばりついてなかなかとれない、出ても黄色い鼻や痰が少しという場合は「辛夷清肺湯」をお勧めしています。


阿部さん)今回も様々な種類の漢方が出てきましたね。


千代樵)はい、症状や体質によって、使用する漢方は異なります。今ご紹介したものは主に症状を和らげる漢方ですが、胃腸が虚弱な場合は根本的な体質改善をすることが大切です。


牟田さん)胃腸虚弱は「後鼻漏」と関係があるのですか?


千代樵)はい、「後鼻漏」は根本的には、体の中の「水」のバランスや巡りが、乱れている「水毒」の状態です。その「水」のバランスが乱れる原因として、胃腸の弱りが考えられます。


阿部さん)なるほど、「胃腸虚弱」が原因の場合は、まずその体質を改善するんですね!ちなみに胃腸が弱い方が、日頃気を付けるべきことはありますか? 


千代樵)そうですね、出来れば、水分を多く含む食品や、飲み物、生野菜や果物、魚貝類をできるだけ控え、胃腸を冷やさないように心がけると良いですね。


牟田さん)なるほど。


千代樵)ただ、「後鼻漏」の原因は「胃腸虚弱」の他にも考えられますので、ぜひ一度、漢方みず堂の漢方専門相談員にご相談ください。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・阿部さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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