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「みず堂のなるほど漢方塾」~むくみ~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「むくみ」2016/8/7放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)今日のテーマはむくみということで、仕方がないと思っている方も多いかもしれませんね。


河端)夕方になると足がぱんぱんという方や、肥満でいわゆる水太りタイプの方など、ぜひ漢方薬で体の中の余分な水を出すといいですね。夏場にむくみやすい方は、だいたい原因が胃腸にあることが多いですね。


中嶋さん)むくみの原因は色々あるんですか?


河端)漢方で水の代謝に関わるのは、脾肺腎の3つです。脾は胃腸系統のこと。肺は呼吸器系でアレルギー体質の方が該当します。腎は腎・膀胱系で老化現象や冷えが深く関係します。


中嶋さん)夏のむくみは、主に胃腸系統が関わっているということですね?


福田)全身がむくんで、下痢や食欲不振がある方は、胃腸系統が弱っています。瞼や顔がむくむ方は、肺系統、アレルギー体質が関係しています。冷えて下半身がむくむ場合は腎・膀胱系に原因があります。


河端)いくつかの原因が重なっていることもありますので、ご自分に合った漢方薬を飲むことが大切です。


中嶋さん)なるほど、むくみと言っても原因は様々で、漢方薬も色々あるということですね。


河端)そうですね。一つ注意が必要なのは、腎臓や心臓の病気が関係している場合もあります。その場合はまずは病院でしっかり治療をしながら漢方薬を併用していくことをおすすめします。


中嶋さん)なるほど、むくみと言っても病気のサインの場合もあるということですね。


福田)むくみは、自覚症状がない人も多くいます。靴下の跡がついたり、体重が朝と晩で1㎏以上違う場合は、むくんでいる証拠です。


中嶋さん)なるほどー!漢方薬はどういったものがありますか?


河端)長く続く下痢、食欲不振、足のむくみやほてりがある場合は、消化を助け余分な水分を出す、参苓白朮散という漢方があります。


福田) 肝硬変などで腹水がある場合は分消湯、生理の時や妊娠中のむくみには当帰芍薬散など色々あります。


中嶋さん)ホルモンも関係しているんですね。だから女性はむくみで悩むことが多いんですね。


河端)それからお酒を飲み過ぎて翌朝むくむような方は、五苓散という漢方を飲むと、お小水で余計な水分が出るのですっきりします。


中嶋さん)それはいいですね!漢方と言ってもこつこつ飲んで体質改善になるものと、頓服で飲むものがあるんですね。


福田)色々試したけど良くならないという方は、ぜひご自分の症状体質に合った本格的な漢方薬を飲んでいただきたいですね。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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