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「漢方で健康!」~頭痛~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「頭痛」2016/8/3放送分

牟田さん)日本では昔から軒先に風鈴を下げて音で涼しさを感じるなど、豊かな感性で自然の中に涼を見つけてきましたが、今年は猛暑ですので熱中症に注意が必要です。エアコンなど空調設備も上手に使って夏を乗りきりましょうね。早速ですが、今日のテーマを教えてください。


千代樵)はい、今日のテーマは「頭痛」です。これは日本人のおよそ3人に1人が持っていると言われる程身近な病です。特に夏は、室内と屋外の温度差が激しいことが頭痛の引き金となる場合があります。


阿部さん)冷房の効いた部屋では頭痛になることがあると聞きますが、そんな時は、市販の「鎮痛薬」で痛みを一時的に抑えたり、痛むたびに薬を飲んでいると体に負担がかかりそうで少し心配とも聞いたことがあります。


牟田さん)漢方では「頭痛」にどのようなアプローチが出来るのでしょうか?


千代樵)はい、漢方は頭痛の特徴やその人の体質に合ったものを利用することで、頭痛が起こりにくい体へと導きます。


阿部さん)体質を改善することが期待できるわけですね。具体的な実例があればぜひ教えてください。


千代樵)それでは、36歳の女性の方で、15年来の頭痛を漢方で改善された例をご紹介します。


牟田さん)お願いします。


千代樵)その方は、痛みが強く、寝ていても痛みで目が覚め、仕事も休まなければならない程でした。鎮痛剤と病院の薬を併用して、毎日歯を食いしばるほどの痛みに耐えていたそうです。


阿部さん)それは、きつそうですね・・。このような場合、漢方ではどのように考えるのでしょうか?


千代樵)はい、頭痛にも様々なタイプがあるのですが、この方のように、こめかみがズキズキする、目の奥からズキズキ痛む、季節の変わり目やストレスで悪化するといった頭痛は、漢方では「肝」という部分の流れが悪くなって起こると考えます。


牟田さん)それにしても、痛みの出かたについて結構細かくお話しを聞かれているんですね!


千代樵)はい、漢方を選ぶうえでとても重要だからです。このような症状の場合には「肝」の働きを整えてくれるような漢方、四逆散や鈎藤散、竜胆しゃ肝湯などがあります。それプラス、体質や症状を考慮して服用していただく漢方を決めていきます。


阿部さん)なるほど~最適な漢方を選べるのはやはりプロの仕事ですね。その後、その方の頭痛はどのように改善へつながったのですか?


千代樵)はい、服用をはじめて1か月後には「気分的なものかもしれないが良い気がする」との事で、2か月目からは鎮痛剤の服用が明らかに減りました。


牟田さん)順調に改善つながったのですね!


千代樵)そうですね、3か月目には鎮痛剤の服用が月に一度程度になり、肩こりや生理痛も軽くなったそうです。


阿部さん)頭痛以外の不調も改善へつながって良かったですね!


千代樵)はい。体全体が良くなっていくのが期待できるのが漢方の良さです。頭痛でお悩みの方は、ぜひご相談ください。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・阿部さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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