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「漢方で健康!」~不妊症~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「不妊症」2016/5/18放送分

牟田さん)おはようございます。五月も半ばを過ぎ、汗ばむ陽気が増えてきました。街ではすでに帽子や日傘で紫外線対策をされている方も見かけますが、水分補給もこまめに行い脱水症対策も気を付けてくださいね。早速ですが、今日のテーマを教えてください。


千代樵)はい、今日は「不妊症」についてお話ししたいと思います。不妊症とは、妊娠を望んでいて正常な夫婦生活があるにも関わらず、2年以上妊娠していないことを言います。晩婚化が進み不妊症で悩むご夫婦は増えています。

        

阿部さん)病院で検査をしても原因がわからないことがあるそうですね。


千代樵)はい。そのため不妊治療は簡単ではありませんが、医療技術も日々進歩していますし、漢方でも自然妊娠へのサポートをしていますので、あきらめずに取り組んで頂くことが大切です。


牟田さん)漢方では自然妊娠を目指すわけですよね?その方法とはどのようなものですか?


千代樵)はい、漢方では、母体を整えることを第一に考え「妊娠しやすい体」づくりを行います。一日でも早く赤ちゃんを授かりたいというお気持ちはわかりますが、漢方で自然妊娠を目指す場合は、出来れば6か月、せめて3か月は体質改善に専念することをご提案いたします。


阿部さん)時間をかけてじっくり取り組むわけですね。


牟田さん)漢方で体質改善を行って自然妊娠された方の事例もぜひ教えてください。    


千代樵)はい、39歳の方で漢方の服用を続けて実際に自然妊娠された方をご紹介します。この方は、病院の検査で奥様は黄体ホルモンが少ないと告げられており、またご主人も精子の数と運動率が通常よりも少ないことが判明していました。


牟田さん)そこからどのようにして自然妊娠に導いていかれたのですか?


千代樵)はい、まずは奥様に母体を整えることをお勧めしました。手足やおなか、腰がとにかく冷える、そして貧血気味でたまに立ちくらみやめまいがあるという事だったので、冷えをとる漢方「当帰芍薬散」と血液を補う漢方「十全大補湯」の2種類の漢方からスタートしていただきました。


阿部さん)なるほど。ご主人の方はいかがですか?


千代樵)はい、ご主人には植物由来の精の力を補う漢方を飲んで頂きました。


阿部さん)自然妊娠されるまでに、体にはどのような変化があったのでしょうか?


千代樵)はい、漢方をはじめて1か月後には、奥様のお通じの調子や、立ちくらみ、めまいが改善しました。そして10か月後には妊娠の兆しらしきものが現れたのですが、その時は違ったため落胆された時期もありました。しかし、ご来店されてからちょうど一年後の春、妊娠検査薬に陽性反応が出られました。


牟田さん)それはよかったですね。


千代樵)はい。そして奥様は妊娠されてからも漢方の服用を続けられ、無事に出産を迎えられました。


阿部さん)根気よく続けられてよかったですね。


千代樵)そうですね、不妊症は大変デリケートなものなので、周りに相談できずに苦しい思いをされる方も多いかと思います。漢方というアプローチもあることをぜひ知って頂きたいですね。


阿部さん)漢方みず堂では「漢方ノート」のサイトに、不妊治療の実例も紹介しています。そちらもぜひご覧下さい。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・阿部さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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