漢方よもやま話

4月の旬の食材(2016)

カテゴリー:食養生
4月の食養生
4月は気温の変化が大きく、新しい出発の時期ということもあり体調をくずしやすい時です。この時期の食材は、不安定になりがちな心とからだをリラックスさせ、体力を補い、緊張したからだの血行をよくする働きのあるものがおすすめです。
4月の旬の食材と薬膳解説

セロリ:涼性


肝の働きを良くしてくれます。目の充血やかすみ、のぼせ、イライラ、頭痛、情緒不安定など、気が体の上部に上がって熱を帯びている状態を取り除いてくれます。


たけのこ:寒性


低カロリーでありながらタンパク質や食物繊維、ビタミン類、カリウムを豊富に含みます。食物繊維は胃や腸の働きを良くし、便通を促してくれます。カリウムは天然の血圧降下作用により高血圧でお悩みの方にもおすすめです。アレルギー体質の方は控えましょう。


ごぼう:寒性


「寒性」ですが「辛」の味で発散の力があります。発汗作用が寒気を追い払い利尿作用が体内の余分な水分(湿邪)を除いてくれて、巡りを促して体を温めるといわれています。


春菊:平性


爽やかな香りが食欲を促し、精神を落ち着かせ気分をリフレッシュさせてくれます。食物繊維、ビタミン、ミネラルに加え抗酸化作用のあるβカロテンも豊富なので免疫力向上に役立ちます。


しそ:温性


花粉症やアレルギー症状におすすめです。また、冷えを取り除いたり、気の巡りをよくして胃腸の働きを回復させてくれます。魚介類の食中毒予防や食中毒での嘔吐・下痢にも有効です。


※体を温める性質のものを「温性」、どちらでもないものを「平性」、体をやや冷やす性質のものを「涼性」、体を冷やす性質のものを「寒性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2016年4月号に掲載されたものです。
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