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「みず堂のなるほど漢方塾」~鼻炎・後鼻漏~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。※今回分だけはマラソン中継のため、金曜日に放送いたしました。
「鼻炎・後鼻漏」2016/2/21放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)先週は花粉症についてお伺いしましたが、最近は花粉シーズンだけでなく、アレルギーの方が多いとのことでしたね。


河端)最近はPM2.5の影響もあるのか、咳がずっと続く方、それから今日お話する後鼻漏や鼻炎の方が大変多くなっています。


中嶋さん)後鼻漏っていうのは初耳です。


河端)鼻水が喉の方に降りてくることを後鼻漏と言います。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の方は、ドロドロの鼻水が多くなり、それが喉の方におりてきて、咳が出たり、へばりついたりします。


福田)よく子供の咳が続く場合、咳止めでは治らないのに鼻の薬で咳が止まることがあります。子供の場合は鼻から喉へ鼻水が流れやすい角度になっているので、よく起こります。


中嶋さん)なるほど、ドロドロの鼻水が喉に降りてくるのが後鼻漏なんですね。咳がずっと続く原因が、後鼻漏の場合もあるということですね。


河端)普通の人でも、鼻水が喉に降りているんですが、蓄膿や鼻炎の方だと鼻水がドロドロするので気持ち悪いんですね。口臭の原因になっている場合もあります。


中嶋さん)漢方にはどういったものがあるんですか?


福田)後鼻漏の場合、鼻水が白いのか黄色いのか、さらさらなのか、粘調性があるのか、が見極めの大きなポイントになります。


河端) サラサラの鼻水がとにかくダラダラ出て喉にもずっと落ちてくる場合は小青竜湯、花粉症で目も真っ赤、蓄膿症で鼻水も黄色いドロドロの場合荊芥連翹湯を使います。鼻が詰まって、喉にへばりついてなかなかとれない、出ても黄色い鼻や痰が少しという場合は辛夷清肺湯があります。


福田)とにかく自分の症状体質に合ったものを飲むということが大切です。また、今ご紹介したのは、主に症状をとる漢方薬ですが、胃腸が虚弱な場合などは、根本的な体質改善をすることが大切です。


中嶋さん)そうでしたね、症状を取りながら、しっかり根本的な体質改善をすることで、後鼻漏や鼻炎症状が出なくなるのが、漢方の一番の魅力ですよね。


河端)後鼻漏や鼻炎はやはり根本的には水毒、水の巡りが関係しています。花粉症にしても副鼻腔炎にしても、根本的な体質改善をするといいですね。


中嶋さん)そうでした、水分を控えるだけで、症状が良くなる方もいらっしゃるんでしたよね。


福田)そうですね。水の巡りが悪くなっている原因も人それぞれです。冷えや胃腸が関わっている場合はまずはそこからですね。そしてコトコト煎じてお茶のようにして飲む煎じ薬をぜひおすすめします。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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