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「漢方で健康!」~花粉症~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「花粉症」2016/2/17放送分

牟田さん)寒い日もありますが暦の上ではもう春・・・春は進学や就職など新しい事が始まる予感に溢れていて、いい季節ですね!早速ですが、本日のテーマは何でしょうか?


千代樵)今日は、この時期多くの日本人が悩んでいるアレルギー疾患「花粉症」についてお話ししたいと思います。


戸塚さん)スギ花粉の飛散量は2月~3月頃がピークと言われていますから、これからが一番辛い季節ですよね・・。


千代樵)はい。「花粉症」は花粉をアレルゲンとするアレルギー反応です。花粉症の治療で何より大切なのは「花粉に触れないこと」ですが、生活をしていく上で、花粉を完全に遮断することは大変難しいです


牟田さん)マスクやメガネを着用しても限界がありますよね。漢方では、花粉症をどのように考えるのでしょうか?


千代樵)漢方では、花粉症で鼻やのどの症状があるところに、水が動かず貯まっている状態と考えます。つまり、体の中で「水」のバランスが崩れている「水毒」という状況ですね。ですので、この余分な水を出していくような漢方を使用して症状の改善を試みます。


戸塚さん)花粉症のお薬というと眠たくなってしまうようなものもあるようですが、漢方の場合はいかがですか?


千代樵)そうですね、漢方では花粉症でお悩みの方には、水のバランスを整える「小青竜湯」がよく使われているのですが、これは反対に目が冴えてくるお薬なんですよ。


牟田さん)そんな漢方もあるんですね!


千代樵)もちろん全てがそのような漢方ではないのですが、ご相談頂ければ、そういった点も含めてアドバイスさせて頂きます。


戸塚さん)他にはどのような漢方がよく使用されるのですか?


千代樵)他には、麻黄湯や麻黄附子細辛湯、五苓散などが使われます。ところで、花粉症はお肌にも影響を及ぼすということをご存知ですか?


戸塚さん)花粉症は目や鼻がムズムズするだけじゃないんですか?


牟田さん)具体的にはお肌にどのような症状が現れるのでしょうか?


千代樵)はい。この時期だけ肌がカサカサ乾燥してかゆくなるという症状です。そのような場合、花粉症が疑われます。


牟田さん)お肌に花粉症の影響が出ている場合はどのような漢方を服用するといいのでしょうか?


千代樵)そうですね、患者さんの体質によっても異なりますが、四物湯など乾燥肌を改善していく漢方薬で体の内側から改善を試みます。


戸塚さん)お肌の乾燥の原因が花粉症の場合もあるなんて知りませんでした・・カウンセリングを利用すれば、日頃の体の不調によりよい改善方法が見つかりそうですね!


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
300回を超える長寿番組です!ありがとうございます!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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