漢方よもやま話

『鈍刀を磨く』

カテゴリー:心の栄養
心身一如
心と体は一つという漢方の考えがあります。
体が元気に美しくなるには、心の美しさも必要です。
皆様に本当の意味で元気に美しくなっていただきたいと願い
「心の栄養」になるお話をお送りいたします。
『鈍刀を磨く』

鈍刀をいくら磨いても


無駄なことだというが


何もそんなことばに


耳を貸す必要はない


せっせと磨くのだ

刀は光らないかも知れないが


磨く本人が変わってくる


つまり刀がすまぬすまぬと言いながら


磨く本人を光るものにしてくれるのだ

そこが甚深微妙の世界だ


だからせっせと磨くのだ


 


坂村 真民 著 「詩集 念ずれば花ひらく」より


この文章は漢方みず堂暦2016年2月号に掲載されたものです。
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