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「みず堂のなるほど漢方塾」~風邪~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「風邪」2016/1/17放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生、よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)先週は飲みすぎ・食べ過ぎということで、胃腸を休めると体温が上がったり、免疫力が上がったりと色々いいことだらけなんですね。


河端)消化には非常にエネルギーを使いますので、やはり粗食こそ最大の健康法だと思います。


中嶋さん)今月と来月は漢方みず堂ではカラダリセットキャンペーン実施中です。酵素や漢方素材のスープを組み込んだ無理なく半断食ができるプランがあるそうです。さて今日のテーマは風邪ということですね。


福田)ここから1か月が最も寒くなる時期ですので、やはりよっぽど用心していても風邪を引きやすいですね。


河端)軽い風邪の場合市販薬ですませている方も多いと思いますが、風邪薬は症状は抑えますが、根本的な治療ではありません。むしろ対症療法に頼っていると風邪を長引かせる原因になることもあります。


中嶋さん)そうなんですか?では風邪を早く治す方法をぜひ教えてください。


福田)漢方では風邪の場合、まずは体を温めて治療を早めます。風邪のひきはじめの葛根湯は体を温めて汗を出させる漢方です。解熱剤と併用する方がいますが、お互い逆効果なので併用してはいけないんですね。


中嶋さん)なるほど、熱を出させて治すというのが葛根湯なんですね。


河端)ただし、それは体力がある人の場合で、お年寄りや虚弱体質の方には葛根湯は合いません。風邪を引いても微熱しか出ない、なかなか良くならないという場合には麻黄附子細辛湯という漢方を使います。


福田)子供のように突然ぱーんと高熱から始まる風邪の場合は麻黄湯を使います。子供は漢方を飲んで、寝るというのを繰り返すと2日ぐらいですぐ治ります。


中嶋さん)あかね先生のお子さん3人とも漢方大好きなんですよね。


福田)子供ながらに飲むと良くなるのが分かるのか、少し咳をしたり鼻水が出たりすると、自分から漢方飲むーと言ってきますね。


河端)風邪の漢方は飲みやすいものが多いので、お子さんでも結構いけると思いますよ。そして、葛根湯や麻黄湯というのは風邪の始めの2日ぐらい飲む漢方です。熱が引いて微熱がある場合や、長引く咳や鼻詰まりには違う漢方を使います。


中嶋さん)なるほど、結構短い期間で飲む漢方が違うわけですね。


河端)そうですね、咳がひどい場合には、喉を潤して咳をとめる麦門冬湯、鼻がとにかく詰まって頭痛もある時は葛根湯加川芎辛夷など使い分けていきます。その時の症状体質に合ったものを飲むことが大切です。


中嶋さん)すぐ風邪を引いてしまう方や、なかなか風邪が治らないという方は特に漢方が役立ちそうですね?


福田)その通りですね。手洗い、うがい、加湿などで予防して、風邪っぽいと思ったらすぐ漢方を飲むというのが何よりだと思います。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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