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「漢方で健康!」~二日酔い~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「二日酔い」2015/12/16放送分

牟田さん)おはようございます。2015年も残すところあと半月となりました。年末はクリスマス、お正月と楽しいイベントが満載です。家族や大切な人と楽しい時間を過ごせたらいいですね!早速ですが、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい、今回は「二日酔い」がテーマです。先ほど牟田さんがお話しされていたように年末年始は行事も多く、お酒を飲む機会が増えますよね。今日はそんな時に役に立つ情報をお伝えしたいと思います。


戸塚さん)二日酔いと言えば、頭痛に吐き気、顔のむくみ・・酷い時には翌日のお昼ぐらいまで残っていて辛いんですよね~。


牟田さん)お酒には「強い方」と「弱い方」がいますけど、その違いって何なんでしょうか?


千代樵)はい、基本的にはアルコールに「強い」か「弱い」かは、肝臓の代謝酵素によって決まるのですが、翌日の体調などへの影響は体質によって決まります。体力の無い「虚証」タイプと、体力のある「実証」タイプでは酔い方も症状の現れ方も異なるんですよ。


戸塚さん)「体力の違い」だったんですね!


千代樵)はい。まず体力の無い「虚証」タイプの方は、消化器系の働きが弱く代謝も低下しているのでアルコールが翌日に残りがちなんです。また、もともと体力がないので頭痛や吐き気、倦怠感といった二日酔いの症状が現れやすいんです。


牟田さん)なるほど、ではその「虚証」タイプの方におすすめの漢方はどんなものがありますか?


千代樵)そうですね、例えば、非常に酔いやすく、顔もすぐ赤くなり、頭が痛くなったりのぼせたりする方には、飲んだ後に「黄連解毒湯」を服用されることをお勧めします。


戸塚さん)それでは、飲む前の予防として何かいい方法は何かありますか?


千代樵)予防にはお酒を飲む前に、胃に食べ物を入れておくというのが基本です。特に、チーズなど良質なたんぱく質を含んだ消化に良いものがおすすめですね。また、「五苓散」という漢方をあらかじめ飲んでおくこともよいでしょう。


牟田さん)体力がある「実証」タイプの方も飲み過ぎはよくありませんよね?


千代樵)もちろんです。強いからといってガンガン飲み過ぎてしまう方も多いようですが、なるべくゆっくり飲むことが大切です。一緒に食ベるなら脂っこいものよりも、たんぱく質とビタミンやミネラルを含む「豆腐サラダ」などの料理がいいですね。


戸塚さん)二日酔いといえば翌日の「胃もたれ」に悩む人も多いのと思いますが、そのような場合にいい漢方はありますか? 


千代樵)飲んだ後に吐き気や胃のもたれが来るという方は「胃苓湯(いれいとう)」などの胃の不快な症状を緩和してくれるような漢方がおすすめです。


戸塚さん)漢方を上手に利用すれば、おいしくお酒が飲めそうですね!


千代樵)はい、一番大事なのは無理に飲み過ぎない事です。くれぐれも一気飲みなどはせず、楽しく飲むよう心がけましょう!


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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