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「みず堂のなるほど漢方塾」~目の症状~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「目の症状」2015/12/13放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)先週は頻尿について伺いましたが、冬になって困っているという方にはぜひ漢方薬飲んで頂きたいですね。


河端)頻尿や、膀胱炎を繰り返す方、男性だと前立腺肥大の方など、ぜひご相談ください。


中嶋さん)今日は珍しく目の症状についてということですね。漢方って目にもいいんですか??


福田)古い漢方の本には「五臓の中に蓄えられている精気は、すべて経絡をつたって目に注ぎ、精気の力によって物を良く見ることができる」と書いてあります。


河端)五臓と言うのは五臓六腑の五臓のことです。目の症状と言っても、この五臓のどこが悪くなって症状が出ているのかを知ることが大切になります。


中嶋さん)私も最近少し、原稿が読みにくくなってしまって、すごく困っています。


河端)中嶋さんのようによく目を使う方で、老眼と言うよりははっきり見えなかったり、目の乾燥、目の充血がある方には、肝と腎を補う杞菊地黄丸というとても有名な漢方があります。


福田)もっと年齢がいき、下半身の冷えや耳鳴り、頻尿など他の老化現象も表れてきて明らかに老眼になったな~とか白内障の場合は、しっかり腎を補う八味地黄丸という漢方があります。


中嶋さん)よくお話に出てくる老化現象の腎ですね。それこそ、今のうちから飲んでおいた方がいいわけですね。


河端)ある程度予防することができると思います。また、目は漢方では肝といって、肝臓や自律神経と特に深い関わりがあります。肝機能が悪くなると目が黄色くなりますし、ストレスがかかると目がピクピクするといったことです。


福田)目の痙攣や、目が疲れると頭痛がするという場合には、抑肝散化陳皮半夏という漢方があります。他にも色々ありますので、ご自分の症状体質に合ったものを飲むことが大切です。


中嶋さん)目の症状と言っても本当に色々あって、漢方薬も色々あるということですね。


福田)他にご相談で多いのは緑内障です。イライラして、血圧も高め、目の充血やめやにがある場合は釣藤散と言う漢方があります。


河端)緑内障と血圧と頭痛と言うと、西洋医学ではそれぞれにお薬が出されますが、漢方は全て原因は同じで、一種類の漢方薬を飲み全身を整えます。木に例えると、一つ一つの木を見るのが西洋医学、森全体を見るのが東洋医学です。


中嶋さん)なるほど~!あちこち不調がある方は根本的な体質を改善することで全部が良くなる可能性があるわけですね?


河端)その通りです。ぜひ年のせいとあきらめずに、ご相談ください。


中嶋さん)電話でのご相談でも大丈夫だそうですので、もしかしたら漢方で良くなるかも?と思われた方はぜひお電話して聞いてみてはいかがでしょうか?


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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