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「漢方で健康!」~長引く風邪~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「長引く風邪」2015/12/2放送分

牟田さん)おはようございます。12月にはいりました、先週からぐっと気温が下がり、寒さが厳しくなってきました!何かと忙しい年末年始もやってきますので、体調管理には十分注意したいですね。千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい、今回のテーマは「長引く風邪」です。


牟田さん)忙しい年末に風邪をこじらせてしまうと厄介ですよね~。


千代樵)そうですね、「風邪」といっても、くしゃみが止まらなくなってしまったり、喉が痛くなったり、熱がでたり出なかったりと症状は様々です。


牟田さん)そうですね、「風邪」をひいても「風邪」ぐらい・・と思って、市販薬を購入して自分で対処される方も多いですよね。


千代樵)はい、市販薬の場合、熱が高ければ解熱剤を、咳が出る場合は鎮咳剤を用いるわけですが、これは風邪の「症状」に対処するものです。根本から治療を試みるものではありませんので長引く原因になってしまう恐れもあります。


牟田さん)なるほど。では根本から風邪を治すにはどうたらいいんでしょうか?


千代樵)そうですね、体の不調を根本から改善するには漢方がおすすめです。また、漢方では、人間がもともともっている自然治癒力を高める手助けをしますので風邪を根本から改善に導きます。


牟田さん)そうなんですね!そういえば・・「風邪には葛根湯」という言葉をよく耳にしますが、本当にそうなんでしょうか?


千代樵)確かに漢方では風邪の場合「まずは体を温めて治療を早める」ことが目的ですので、風邪のひきはじめの場合は、体を温めて発汗を促す「葛根湯」が良く用いられますが、そればかりではありません。


牟田さん)風邪をこじらせると、激しい悪寒や筋肉痛を感じることもありますよね、そう言った場合は、違う漢方を使うということですか?


千代樵)はい、そういった場合には「葛根湯」よりもさらに強力に発汗を促す、「麻黄湯」を用います。


牟田さん)なるほど、症状によっても使い分けるんですね!


千代樵)そうですね、例えば、汗がじわじわ出るような軽症の風邪には「桂枝湯」、咳がひどい場合には、喉を潤して咳をとめる「麦門冬湯」、吐き気や胃の痛み、つかえが起こりやすい場合は「柴胡桂枝湯」、寒気はあるが熱が上がらない風邪には「麻黄附子細辛湯」など使い分けていきます。


牟田さん)細かく分かれていますね~。ちなみに、風邪の予防の為に普段からできる対策はありますか?


千代樵)そうですね、漢方の風邪治療の基本である体を温めるという視点から言うと食事で、にんにくや生姜、長ネギやニラ、トウガラシなど体をあたためる食材を多く取り入れるとよいですね!


牟田さん)長ネギですかぁ~寒いので鍋でいただくと美味しそうですね!


千代樵)そうですね。ぜひ、お試しください。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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