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「漢方で健康!」~更年期障害~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「更年期障害」2015/10/7放送分

牟田さん)おはようございます。10月に入りました! 過ごしやすい日が続いていますね。でも空気は乾燥してきています、油断せず体調管理に気を付けて行きましょうね。千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)今日のテーマは「更年期障害」です。


戸塚さん)40代50代のほとんどの女性が抱えている問題といても過言ではない気がします・・。


千代樵)そうですね、更年期とは閉経を迎える50歳前後で多いとされています。更年期になるとホルモンバランスが乱れることで、さまざまな不調が現れやすくなります。


戸塚さん)「汗をたくさんかいてしまう」とか「寝付けない」とか「動悸が激しくなる」という症状はよく聞きますよね。


千代樵)一口に更年期障害と言っても個人差が多く、自覚症状が全くない方もいれば、日常生活に支障をきたしてしまうほどの症状を訴える方もいます。ただ、検査をしても異常が見当らず、いわゆる不定愁訴とされる場合も多いんですよ。


牟田さん)最近では男性も女性の更年期障害のような症状で悩む方がいらっしゃると聞いたことがあるのですが、同じものなのでしょうか?


千代樵)男性も女性と同じように更年期があります。男性ホルモンであるアンドロゲンが減少することで生じる様々な体の不調は「LOH症候群」と呼ばれています。


戸塚さん)それがいわゆる男性の更年期障害ということになるんですね?


千代樵)そうですね、40歳から60歳ぐらいの年齢で症状が出ると言われていて、女性と同じように「動悸が激しい」「汗をかく」「寝付けない」という不調を訴える方が多いですね。


牟田さん)そういった不調がつづくと気分まで滅入ってしまいそうですね。


千代樵)はい、検査をしても原因がはっきりしないので、それにストレスに感じてしまう方もいらっしゃるんですが、漢方はそのような不定愁訴の改善は得意とする分野なのでぜひ一度ご相談頂きたいですね。


戸塚さん)それは頼もしいですね。漢方ではどのようにして改善を試みるんですか?


千代樵)まず、漢方独特の考え「気・血・水」から不調の原因を探っていきます。例えば、睡眠障害であれば血が乏しいことが原因として考えられたり、のぼせやほてり、動悸などは「気」の流れに問題があると捉えてそれらを改善する漢方を処方します。


戸塚さん)具体的にはどのような漢方を使うことになるんですか?  


千代樵)そうですね、男性の方で高齢者など体力があまりない方であれば、桂枝加竜骨牡蛎湯や八味地黄丸など、女性の場合は代表的なものだと、加味逍遥散や温経湯などを使用することがあります。ただ、漢方は体格や体質を考慮しますので、カウンセリングの時に色々とお話しを聞かせていただければと思います。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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