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「漢方で健康!」~夏風邪~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「夏風邪」2015/9/9放送分

牟田さん)おはようございます。もうすぐシルバーウィークがやってきますね!体をゆっくり休めることも大事ですが、お出かけをするなど、積極的なリフレッシュも大切です。ぜひ、何か計画をたてて有意義にすごしたいものですね!千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい、今回は「夏風邪」がテーマです。暑いと外と室内との寒暖差で風邪をひきやすくなりますよね。特に夜冷房を入れたままで休んだりするとこの時期は風邪をひきますよね。


戸塚さん)そうなんですよね~直に冷房や扇風機の風にあたると、翌日のどがいたかったりと風邪のような症状が出ることもありますね。


牟田さん)この時期は暑かったり、冷えたり、体にはあまりよくないですよね。温度調節が難しいところです。また、よく暑いところから冷えたところにいくと、くしゃみや鼻水が出ることもあります。


千代樵)はい。そういう症状を訴える方は結構多いです。それは温暖差アレルギーの可能性が高いですね。


戸塚さん)温暖差アレルギー?そんなアレルギーがあるんですね~!!


千代樵)はい、温度差というのは人間の体にとって非常にストレスとなるんです。それが引き金となってアレルギーを起こすんですよ。このような場合は、薬で症状を止めるのではなく、体内の血流などを良くする漢方の方がおススメだと思います。また、熱があったり、のどが痛かったり、頭痛がする場合はアレルギーではなく、風邪の可能性が高いので、気をつけてほしいですね。


牟田さん)夏風邪は治りにくいとよくいいますが、本当にこの時期の風邪は治りにくいんですよね~。


千代樵) そうですね、夏風邪は、有名な葛根湯でもなかなか良くなりませんね。外が熱いので、熱を汗で追い出そうとしてもなかなか追い出せないような状況になるんですね。


戸塚さん)なるほど~そういうことですね。夏風邪の場合、どんな漢方が使われますか?


千代樵)はい、夏は胃腸も弱ってきやすいため、藿香正気散(かっこうしょうきさん)という漢方や、熱がこもってなかなか微熱が取れない場合は小柴胡湯を良く使います。また喉が枯れてきて声が出難くなってきた場合は響声破笛丸があります。これはカラオケのし過ぎで声が出なくなった場合にもすごくいいです。また、熱中症のような症状で、身体がだるい場合は、清暑益気湯(せいしょえっきとう)という漢方を使います。冬の風邪の時の漢方とは全く違うものを使いますので、長引く夏風邪や身体がだるいという方はぜひ一度ご相談ください。


牟田さん)風邪が長引くと、暑いですし、体力も弱ってきて辛いですからね。夏は食欲がわかないことも増えると思いますが、しっかりと食べて体の回復に努めましょう!!


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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