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「みず堂のなるほど漢方塾」~アトピー性皮膚炎~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前11時45分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「アトピー性皮膚炎」2015/9/6放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生よろしくお願いします。


河端・福田)よろしくお願いします。


中嶋さん)今日はアトピー性皮膚炎についてですが、小さいお子さんばかりでなく大人のアトピーの方も多いということですね。


福田)小さなお子さんの場合、大きくなると自然と良くなることも多いですよね。でも最近は大人になってアトピー性皮膚炎になる方も多いんですよ。


河端)今年の夏は猛暑で、あせもと一緒にアトピーが悪化する方も多かったですね。また、PM2.5や紫外線、それからストレスも、大人のアトピー性皮膚炎の方が増えてきている要因ではないでしょうか?


中嶋さん)なるほど。ストレスや気候も関係するんですね。もしアトピー性皮膚炎になったらどんなことに気をつければいいですか?


河端)一番大切なのは正しいスキンケアです。特に汗をかく夏場は清潔に保つこと、紫外線対策をすること、保湿を忘れないことが大切です。


福田)アトピー性皮膚炎の方は皮膚のバリア機能が落ちていますので、外側からのケアをしっかりすることが大切です。


中嶋さん)敏感肌の方でも安心して使えるスキンケア用品もあるんですよね?


福田)普通の化粧品が合わない方や赤ちゃんでも安心して使えるシリーズがあります。正しいスキンケアの次に大切なのは食事です。


中嶋さん)なるほど、やはり食事は大切ですよね。


河端)人は食べ物のお化けという本がありますが、まさに人間は食べたものからできています。アトピー性皮膚炎の場合、特に甘いもの、インスタント食品、ファーストフードは控えることです。


福田)食べると悪化するものは、基本避けます。そして、食事の改善で一番に取り組むことは主食を雑穀や玄米に変えることです。次に取り組むのは調味料です。


中嶋さん)悪いものは避ける。そしていつも食べるもの、使うものからいいものにするということですね


福田)その通りですね。そして、何よりアトピー性皮膚炎は痒みが辛いですから、まずは痒みを取りながら、体質改善していきます。


河端)体質改善の漢方には血熱型といって皮膚の色が浅黒く、赤みや熱感があるような場合は、荊芥連翹湯などが使われます。逆に血虚型といって、皮膚がカサカサ乾燥し、かゆみが強く、めまいや疲れ、冷えなどがあるようなタイプの方には当帰飲子が使われます。


中嶋さん)やはり、専門の方に相談して、自分の症状体質に合った漢方薬を飲むことが大切ということですね。


福田)はい、特に皮膚病の場合、漢方を飲んでいく途中、症状が良かったり悪かったりしながら徐々に改善していきます。飲んで悪化したように見えても悪いものを外に出しているだけということもあります。ぜひじっくり専門家のもとで体質改善に取り組まれることをおすすめします。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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