漢方よもやま話

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「漢方で健康!」~めまい~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「めまい」2015/9/2放送分

牟田さん)おはようございます。9月に入りました。朝晩の暑さが和らいできましたが、まだまだ残暑は続きそうですので、暑さ対策には十分注意していきましょう。千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)今日のテーマは「めまい」です。秋はめまいがおきやすい季節と言われています。


戸塚さん)そうなんですね。でも、どうして「秋」なんでしょうか? 


千代樵)はい、「めまい」にもいろいろと種類があるのですが、季節の変わり目である秋は、自律神経が乱れやすいので、その自律神経の乱れからくる「めまい」は症状が出やすくなるんです。


牟田さん)自律神経の乱れにはストレスが関係すると言われていますよね、ということは、秋はストレスが多い季節ということでしょうか?


千代樵)そうですね、ストレスとは、心的なものもありますが、気温の変化などが体に与えるストレスというものもあるので、秋はそういった意味で体が感じるストレスが多い季節ですね。


戸塚さん)これからせっかく過ごしやすい季節になるのに、「めまい」に悩まされるのはつらいですね。


牟田さん)「めまい」は、漢方ではどのように考えるのでしょうか?


千代樵)漢方では、気・血・水が体を巡ることで健康が維持されているという考え方がありますが、「めまい」の症状がある場合は水のバランスが崩れてしまっていると考えます。


戸塚さん)水のバランスが崩れるメカニズムというのは??


千代樵)はい、秋になり気温が低下すると体の中の水の動きは悪くなります。また、夏にたくさん水分をとっていらっしゃった方は、その癖で、秋になってもたくさん飲んでしまうという傾向があり、体に余分な水分が溜まってしまうんです。


牟田さん)その余分な水分によって、体に不調が現れるんですね。


千代樵)はい、そして、水分が増えると内耳のリンパ液も増えてしまうので「めまい」が起きてしまう・・というわけです。


戸塚さん)なるほど。それではこの「めまい」対する漢方でのアプローチの方法を教えて下さい。


千代樵)はい、「めまい」の症状を和らげるためには、体の水のバランスを整える作用が期待できる「半夏白朮天麻湯」や「苓桂朮甘湯」を用いて改善を試みます。


戸塚さん)「めまい」といえば「メニエール病」の場合はいかがでしょうか? 


千代樵)「メニエール病」の場合は、新しい血液や、エネルギーの気が不足して、身体が冷えていることで、水分の巡りが悪くなっている・・と考えますので、気血を補い身体を温める作用が期待できる漢方として「連珠飲」や「十全大補湯」などを用いて症状の緩和を目指します。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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