漢方よもやま話

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『お袋さんの「ね」』

カテゴリー:心の栄養
心身一如
心と体は一つという漢方の考えがあります。
体が元気に美しくなるには、心の美しさも必要です。
皆様に本当の意味で元気に美しくなっていただきたいと願い
「心の栄養」になるお話をお送りいたします。
『お袋さんの「ね」』

頑張ろうと思っても


頑張る力が出ないときがある


眠れぬ夜が続く


そんな時


そっと訪ねてくるのがお袋さん


 


「苦しいんだよ」


「苦しいんだよね」


「悔しいんだよ」


「悔しいんだよね」


「寂しいよ」


「寂しいよね」


こだまのように答えてくれる


 


一言一言うなずいて


言葉の最後に「ね」をつけて


 


お袋さんの袋とは


喜び悲しみつめこむ袋


袋がいっぱいなりますと


またね!と言って帰ります


 


小さくなったお袋さん


後ろ姿に「ありがとう」


「頑張るから」とつぶやいた


 


お袋さんは不思議な人よ


弱った心を「ね」で治す


 


どんな名医もかなわない


 


※「いのちの詩」中村博興 より引用


この文章は漢方みず堂暦2015年8月号に掲載されたものです。
漢方みず堂暦は毎月1日に発行し、漢方みず堂各店舗にて無料で配布しております。
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