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「漢方で健康!」~腰痛~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「腰痛」2015/7/8放送分

牟田さん)おはようございます。昨日は七夕でしたね!みなさんは何かお願いごととかされましたか?私の願いは・・・やっぱり健康ですね!でも健康ってただ願っていてもダメですよね。日頃の食事や運動に気を付けて健康は自分で手に入れましょう!千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい。今日のテーマは「腰痛」です。この時期は、梅雨ということもあり台風の接近や低気圧などで、腰痛が悪化する方も少なくありません。


戸塚さん)そうなんですね。「腰痛」といえば、年を重ねるにつれて悪化するものと、「ぎっくり腰」のように、突然痛みを感じるものがありますよね・・・


千代樵)はい。腰痛は慢性のものと急性のものに分けて考えることが出来ます。急性の場合は、疲労、睡眠不足、ストレスなどがベースにありこれに何らかの原因が加わって発症することがありますが、症状が慢性化している場合は、体の内部に問題があるケースもあります。


戸塚さん)例えば、「ぎっくり腰」の場合、漢方ではどのようなアプローチをしていくのでしょうか?


千代樵)はい、「ぎっくり腰」の場合、過労や虚弱体質、老化などの原因が根本にあり、そこに「気」や「血」の通りが悪くなって腰に激痛が走ります。ですから、血行を良くする漢方である「疎経活血湯」などを用いて改善を試みます。


牟田さん)なるほど。それでは、慢性化していて主に疲れた時などに鈍い痛みを感じるような場合はいかがですか?


千代樵)その場合は、老化や過労で「腎」という生殖機能に関る部分の働きが弱まっていると考えられるので、「腎」機能をサポートする漢方の「八味丸」や「六味丸」などを用いて症状を和らげていきます。


戸塚さん)同じ腰痛でも用いる漢方はまったく違いますね。ところで、最初にお話しいただいた、梅雨の時期に腰痛が悪化してしまうというのはなぜでしょうか?


千代樵)はい、梅雨時期の湿気や冷房による冷えというのは、腰痛の原因の一つになります。その2つは体の「水分代謝の異常」を引き起こしてしまうんです。


牟田さん)確か、漢方では、体の中の「気」「血」「水」のバランスが崩れると、体に不調が現れてしまうという考え方がありますから、この場合は「水」のバランスが崩れてしまうというわけですね。


千代樵)そうです。このような場合は「苓姜朮甘湯」、「桂枝加苓朮附湯」「牛車腎気丸」などを用います。むくみや冷えを伴う腰痛でお悩みの方におすすめです。


戸塚さん)女性の場合、月経前や月経時に我慢できないぐらいの腰痛に悩む方も多いですよね・・


千代樵)はい、ストレスやドロドロ血による腰痛だと考えられますので、その場合は、「血」の巡りをよくする「加味逍遥散」をお勧めします。これは、生理痛や肩こりも同時に改善に導く漢方です。


戸塚さん)今日はたくさんの種類の漢方が出てきましたので、どの漢方が適しているかというのは、自分では判断が難しそうですね。


千代樵)どの漢方を使用するかは、ぜひ漢方みず堂のスタッフにご相談ください。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
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