漢方よもやま話

6月の旬の食材(2015)

カテゴリー:食養生
6月の食養生
梅雨に入り湿度が上昇してくると、胃腸の働きが弱くなり、疲れやだるさが抜けにくくなる時期です。この時期の食材は、疲れやだるさがたまらないように、胃腸の働きを整え体力の回復を図るものがおすすめです。
6月の旬の食材と薬膳解説

じゃがいも:平性


体内にこもった熱を冷まし、炎症を鎮める働きや、利尿作用によってむくみを取る働き、胃腸の働きの活性化などの効果があります。また、じゃがいものビタミンCは加熱しても壊れにくいため、効率よく摂取できます。


玉ねぎ:平性


肺に作用して、咳や痰を取ったり、胸や胃のつかえを取ります。利尿作用や汚れた血を取り除く浄血作用があります。シミや肩こりに悩む人や寝つきの悪い人にお勧めです。


生姜:温性


内臓を温め、体を芯から温めます。水分代謝を良くし、発汗作用もあるので魚介類の解毒作用もあります。胃の冷えや悪寒のする風邪の引きはじめに効果的ですが、発熱の強い時は控えましょう。


紫蘇:温性


体を温めて気の巡りを良くし、胃腸を活発にします。発汗作用があるので風邪のひきはじめに効果的。防腐、解毒作用もあり、アレルギーや生活習慣病の予防にも効果的です


アスパラガス:寒性


体の余分な熱を取り除き、胃腸の働きを良くして気を補います。水分代謝を良くして、利尿作用もあります。疲労回復や、膀胱炎、動脈硬化の予防にも効果があるとされています。


※体を温める性質のものを「温性」、体を冷ます性質のものを「寒性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2015年6月号に掲載されたものです。
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