漢方よもやま話

  • 「漢方で健康!」~不妊症~
  • YOMOYAMA > 
  • TOP > 

「漢方で健康!」~不妊症~

NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」
毎週水曜日午前10時10分ごろからお送りしている「漢方で健康!」の内容を一部改訂して掲載しています。
「不妊症」2015/5/6放送分

牟田さん)ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?どこかへお出かけしましたか?今日が連休の最終日という方、遊びすぎて疲れがたまっていたりしませんか?運転される場合は居眠りなどしないよう、くれぐれも気をつけてくださいね。千代樵さん、今日のテーマは何でしょうか?


千代樵)はい今回のテーマは「不妊症」です。不妊症とは赤ちゃんを望んでいるのにも関らず、2年以上妊娠しない状態をいいます。


戸塚さん)昔は妊娠って望めば出来るものと思っていましたけど、最近、不妊症で悩む方は本当に多いと聞きますし、私自信他人事ではないと思っています。


千代樵)そうですね、実は最近では10組に約1組のご夫婦が悩んでいらっしゃると言われています。


牟田さん)本当にたくさんいらっしゃるんですね。この不妊の問題は女性だけのものなんですか?


千代樵) いえ、そうではありません。不妊症の原因は男女半々と考えられています。女性の場合は、極端な痩せすぎや太り過ぎでホルモンバランスが崩れ排卵障害がおきたり、性感染症で治療が不十分だった場合、卵管に入り込んだ菌によって炎症が起き卵管狭搾や卵管閉塞が起こることがあります。男性の場合は、おたふくかぜなどで精巣炎を合併すると精巣が委縮して受精能力が失われ、それが不妊症につながる可能性など、いろいろあります。


戸塚さん)そういった原因は検査で明らかになるんでしょうか?


千代樵)検査は必ず必要です。しかしそれでも不妊の原因はわからないこともり、高度な不妊治療を行っても妊娠に至らない場合もあります。そういった場合、漢方を取り入れるというケースがあります。


牟田さん)漢方ではどのような考え方で治療を進めていくのでしょうか?


千代樵)不妊症の漢方治療では、女性の冷えやストレス、胃腸虚弱、肥満や極端なやせなどが不妊につながる可能性があることに注目し、こうした問題を漢方薬で解決することで、自然妊娠に至るように導いていきます。


戸塚さん)例えばどんな例があるのか教えて頂けますか?


千代樵)はい。冷え・こりが強い場合は桂枝茯苓丸、ストレスが強い場合は半夏厚朴湯、胃腸虚弱が弱い場合は六君子湯などを用いてまずはその不調を改善してゆきます。


戸塚さん)妊娠とはまったく関係ない体の不調を改善しているようにみえますが、それがいいんですよね?


千代樵)そうなんです。カウンセリングで得られた患者さんの様々な不調の状態をまずは改善していき、自然妊娠に至るように導いていきます。


牟田さん)男性の場合はどのような漢方が使われるんでしょうか?


千代樵)精子の運動率を上げたり数を増やしたりすることを期待して補中益気湯や八味地黄丸などが用いられる場合があります。


牟田さん)男女共に妊娠しやすい体調に整えるということが大事なんですね。


千代樵)一緒にすることが大切ですね。


NBCラジオ佐賀「漢方で健康!」では毎週様々なテーマに添って代表取締役河端と漢方専門相談員の千代樵が、パーソナリティのよしのがり牟田さん・戸塚さんと共に分かりやすく漢方のお話をしています!
まもなく300回を超えるご長寿番組です!(佐賀・有田・唐津1458kHz 伊万里1116kHz)
当サイトに掲載している記事・画像等の無断転載はご遠慮ください。