漢方よもやま話

5月の旬の食材(2015)

カテゴリー:食養生
5月の食養生
「五月病」ともいわれるように春は感情や情緒、自律神経の調整機能を持つ「肝」が影響を受けやすい季節です。イライラしたり情緒不安定になったり寝つきが悪くなったりしやすい時期なので、「肝」を十分養うためにストレスを溜めこまずこまめに発散するよう心がけましょう。
5月の旬の食材と薬膳解説

セロリ:涼性


目のトラブルやめまい、のぼせ、イライラ、頭痛、情緒不安定など、気が体の上部に上がって熱を帯びている状態を取り除きます。


しいたけ:平性


胃の消化の働きを高め、気を補い、体を元気にします。また、免疫力をアップする食物繊維やビタミンDなどの有効成分が多く含まれているので、高血圧、高脂血症などに役立ちます。


パセリ:温性


鉄分が豊富で、貧血気味の人におすすめの食材です。血を補い、血行を良くします。また、胃もたれや食欲不振、発疹に役立ちます。


みつば:涼性


気・血の巡りをよくする働きがあり、肩こりや喉のつまり、眠気やため息、ストレスやイライラ感が強い人は積極的に取り入れましょう。


帆立貝:平性


ミネラル分が豊富で、体液を補い、腎の働きを高めるので、滋養強壮や老化防止に。また、めまいやのぼせ、視力回復、頻尿などにも役立ちます。


※体を温める性質のものを「温性」、体をやや冷ます性質のものを「涼性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2015年5月号に掲載されたものです。
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