漢方よもやま話

4月の旬の食材(2015)

カテゴリー:食養生
4月の食養生
4月は気温の変化が激しく新しい出発の時ということもあり、体調をくずしやすい時期です。この時期の食材は、不安定になりがちな心とからだをリラックスさせ、体力を補い、緊張したからだの血行をよくしてあげる働きのあるものがおすすめです。
4月の旬の食材と薬膳解説

たまねぎ:温性


咳や痰を取ったり、胸や胃のつかえを取ります。尿の出をよくする利尿作用や、浄血作用があるといわれています。血液をサラサラにするので、高血圧や脳卒中の予防にも適しています。


春菊:平性


気の巡りをよくして、寝つきをよくします。胃腸の調子を整えるので口臭予防にもなります。鉄分、カルシウム、ビタミンAに加えβカロテンも豊富なので免疫力向上に役立ちます。


そら豆:平性


胃腸の働きを高めるので、食欲不振や胃もたれを解消します。また水分代謝を良くしむくみをとります。鉄分、タンパク質、ビタミンCが豊富で貧血予防や疲労回復にも役立ちます。


アスパラガス:涼性


アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、疲労回復や滋養強壮に優れています。また、ビタミン類やミネラルも豊富に含まれ、老化防止、美容にも役立ちます。


しそ:温性


花粉症やアレルギー症状におすすめです。また、冷えを取り除いたり、気の巡りをよくして、胃腸のはたらきを回復します。そして、食中毒予防、食中毒の嘔吐下痢にも有効です。


※体を温める性質のものを「温性」、体をやや冷ます性質のものを「涼性」、どちらでもないものを「平性」と表記しています。


この記事は漢方みず堂暦2015年4月号に掲載されたものです。
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