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「みず堂のなるほど漢方塾」~肩こり・50肩~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「肩こり・50肩」2015/3/15放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。 


中嶋さん)先週はメニエール病についてでしたが、やはり何度も繰り返すような病気は漢方薬で体質改善をするといいですね?


河端)そうですね、耳鳴りや難聴、めまいなどは諦めている方も多いようですが、ぜひ体質改善することでもっと元気にスッキリ生活して頂けると思います。


中嶋さん)今日のテーマ、肩こり・50肩も体質改善で良くなるものですか?


河端)漢方薬を飲んでいく中で、そういえば最近肩こりしなくなったと言われる方は非常に多いです。


福田)風邪の時に飲む葛根湯は肩こりに有名な漢方ですが、どちらかというと一時的な肩こりに使います。寒いと肩がこるタイプの方におすすめです。


中嶋さん)肩こりでも使い分けるのはやはり漢方薬の面白さでもあり、難しさでもありますね。


福田)そうですね。慢性的な肩こりは大きく2パターンで、一つはストレスで自律神経が乱れ、体の気血水の巡りが悪い場合です。


河端)最近は仕事もパソコンが多いですから、ストレスに加えて同じ姿勢でずっといることがさらに巡りを悪くしています。そんな時は女性で他にも色々不定愁訴があれば加味逍遥散、男性で血圧が高めで目が充血しやすい方には釣藤散などの漢方薬があります。


中嶋さん)なるほど、確かにパソコンずっとしていると肩が凝りますよね。


福田)そうですよね。二つ目はとにかく血行が悪い場合です。運動不足や冷えはさらに血行を悪くします。血の巡りを良くする代表的な漢方は桂枝茯苓丸、さらに冷えが強い場合は五積散など、ちょっと挙げきれないぐらいの漢方薬がありますので、ぜひご自分に合ったものをおのみいただきたいですね。


河端)50肩の場合はまた違った原因で、肩こりは筋肉が凝って痛いですが、関節が痛くなるのが50肩で、非常に痛みが激しいものです。


中嶋さん)肩こりはストレスや血行の悪さが原因でしたが、50肩の原因は何ですか?


福田)骨の異常はひとつの老化現象です。漢方では腎と言いますが、腎が弱くなるとどうしてもあちこちに水が溜まりやすくなり、耳鳴りになったり、頻尿になったり、50肩のような関節炎の症状が出てきます。


河端)痛くて眠れないぐらいの時期に飲む漢方と、痛みは治まったものの肩が上がらない、動きがぎこちないという時期に飲むものがあります。いつも言うことですが箱に書いてある効能効果だけで選ぶのは良くありません。


中嶋さん)そうなんですね。肩こりと50肩が全く違うということもよく分かりました。それだけ色々な種類の漢方薬があるということは、自分に合ったものを飲めば効果があるということですよね?


河端)その通りで、色々試したけど良くならないという方もぜひ一度ご相談ください。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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