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「みず堂のなるほど漢方塾」~メニエール病~

RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方塾」
毎週日曜日「サンデースイングライフ」内にて午前9時30分ごろからお送りしている「みず堂のなるほど漢方塾」の内容を一部改訂して掲載しています。
「メニエール病」2015/3/8放送分

中嶋さん)河端先生、あかね先生おはようございます。


河端・福田)おはようございます。


中嶋さん)前回は耳鳴り・難聴についてでしたが、今日のテーマのメニエールの方も耳鳴りや難聴になる方が多いそうですね。


河端)メニエールというとめまいが主な症状ですが、それに伴って頭痛や耳の異常も多くみられます。春先から梅雨にかけて増える病気の一つです。


中嶋さん)めまいや頭痛や耳鳴りが一気にくると考えるととても辛そうですね。もう少し詳しくメニエール病について教えてください。


福田)症状としてはほとんどの方がぐるぐる回るめまい、たまにふわふわした感じの眩暈の方もいらっしゃいます。女性に多く、50歳前後の方に多いと言われています。


河端)漢方では水の巡りが悪くて起きると考えますが、実は西洋医学的に調べてもメニエールの方は平衡感覚を司る三半規管がリンパ液でいっぱいになっている場合が多いようです。


中嶋さん)耳に水が溜まっている状態ということですね?水の巡りということは、よく言われる水毒というものですね?


福田)その通りです!西洋医学的にはなぜその三半規管にリンパ液が溜まるのかというのは分かっていないですが、ストレスや過労がきっかけでメニエールになる人が多いということは分かっています。


河端)漢方ではなぜ水の巡りが悪くなるか、というのははっきりしています。気血水という理論があって、気と言うのは体全体のエネルギー、実際には見えませんが、気が血や水を巡らせると考えます。


中嶋さん)ということは気が消耗すると水の巡りが悪くなるんですね。


福田)はい、気はストレスや過労で消耗します。また、気は胃腸で作られるので、胃腸が弱い方は気が不足がちになります。


中嶋さん)なるほど、ストレスをためないようにということと、胃腸を整えることですね。


河端)はい。具体的な漢方薬は胃腸が弱くてめまい、耳鳴り、難聴、頭痛という場合には半夏白朮天麻湯が代表的です。他にも、冷え症で動悸やのぼせもあるような場合は苓桂朮甘湯などがありますが、症状体質に合わせて飲むことが一番大切です。


中嶋さん)いつも自分に合ったものをとおっしゃってますよね。そして、もしめまいが治まったとしても、漢方は飲んだ方がいいんでしょうか?


河端)メニエールは何度も繰り返す病気です。やはり根本的な体質改善をして本当にメニエールにならないようにするためには1年ぐらいは飲んで頂いた方がいいですね。


中嶋さん)それこそ、メニエールに限らず色々な病気の予防になるわけですね。健康面にご不安やお悩みがある方は是非一度漢方みず堂さんを訪ねてみられてください。


RKBラジオ「みず堂のなるほど漢方塾」では代表取締役河端と漢方専門相談員福田茜がパーソナリティの中嶋順子さんと分かりやすく漢方のお話をしています。
番組内では“厳しい河端先生”“やさしい茜先生”として月末恒例のリスナーからの質問コーナーでは毎月たくさんの質問をいただいています!(福岡1278kHz 北九州1197kHz 大牟田・行橋1062kHz)
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